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疲れたあなたの心を癒やす!「もふもふ猫」ベスト10

古川諭香

愛玩動物飼養管理士・キャットケアスぺシャリスト
古川諭香

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疲れたあなたの心を癒やす!「もふもふ猫」ベスト10

新生活が始まり、何かと忙しい日々を過ごしていると体だけでなく心も疲れてきてしまうもの……。そんな時こそ、モフモフなねこちゃんたちを見て、癒しを補給してみませんか?

今回は、ふわふわな被毛がニャンとも魅力的な“長毛猫”を、10品種ご紹介します!

■1:ノルウェージャンフォレストキャット

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出典:https://www.shutterstock.com/

近年、テレビに取り上げられることも増えてきたノルウェージャンフォレストキャットは大型の長毛猫。男の子の場合は体重が10kg以上になることもあります。

しかし、性格はとても温厚。社交的で愛情深いため、子どもや他の動物を仲良く過ごせる子も多いそう。まるでわんちゃんのように、帰宅した飼い主さんを出迎えることもあるでしょう。

春と秋の換毛期には被毛がごっそりと抜け落ちるので、飼育時はこまめにブラッシングが必要です。

■2:メインクーン

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ノルウェージャンフォレストキャットとよく似た見た目をしているのが、メインクーン。北米生まれであるメインクーンは被毛が水を弾きやすくなっているので、水浴びを好む子も少なくありません。

ノルウェージャンフォレストキャットと見分けるときは耳に注目。メインクーンの場合は、先端に飾り毛が見られるのが特徴です。

■3:ターキッシュバン

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トルコのバン湖で自然発生(人の手が加えられずに誕生した)ターキシュバンは、数ある猫種の中でも最古の種のひとつだと言われています。

ターキッシュバンの被毛は撥水効果が高いため、水を怖がらない子が多いそう。アメリカでは“スイミングキャット”と呼ばれてもいます。

ターキッシュバンは希少種なので、現在ではトルコのアンカラ動物園とトルコ農業大学が協力し、種の保存に努めています。

■4:サイベリアン

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がっちりとしたボディをもつサイベリアンは、イエネコとしては最大級の猫種。男の子は体重が12kgほどになることも……!しかし、大きなボディからは想像もできないほど身体能力が高いのが、ユニークな点。おうちの中では高いジャンプを見せつけ、飼い主さんを驚かせることもあります。

なお、サイベリアンは鳴き声も特徴的。高くてソフトな鳴き声はまるで音楽を奏でているようだと言われます。

■5:バーマン

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白い靴下を履いているかのような足先をしているバーマンは、成長と共に被毛の色が変わる猫種。生まれた時は真っ白ですが、生後数ヶ月を過ぎると体にポインテッド(ホワイトの被毛に濃色のワンポイントが入ること)が見られるようになります。

性格は温厚で物静か。人懐っこく、飼い主さんに対しては従順な態度を見せてくれます。

長毛種は被毛の手入れが大変そうなイメージがありますが、バーマンの毛はもつれにくいため、比較的お手入れもしやすいでしょう。

■6:ペルシャ

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低い鼻とボリューミーな被毛が愛くるしいペルシャは、長きに渡り多くの人たちから愛され続けている長毛種。ねこちゃんは活発な動物であるという印象が強いかもしれませんが、ペルシャは大人しく温厚。他の猫種よりもおっとりとしているため、おもちゃで遊ぶ時も場を和ませてくれます。

ただし、鼻が低いため“流涙症”という目の病気を引き起こしやすです。飼い主さんは日頃からこまめに目の状態をチェックし、コットンで目元を拭きながら清潔感を保ってあげましょうね。

■7:ヒマラヤン

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ペルシャと似た低い鼻を持っているヒマラヤンは、ペルシャとシャムの異種交配(違う猫種同士を交配させること)により、生まれた猫種。そのため、シャムのような被毛にポインテッドが入っています。

性格も双方の特徴を受け継いでいますがシャムほど依存心は強くないので、他のペットや子どもとも仲良くできるでしょう。

ただし、ヒマラヤンもペルシャと同様に目の病気に注意。涙を流していたり、緑色をした粘着性の目やにが見られたりしたら、こまめに目元を拭いてあげましょう。

■8:ソマリ

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鈴を鳴らしたような鳴き声だと比喩されるソマリは、アビシニアンの血を受け継いでいるため、被毛にティッキング(1本の毛に23色が入っている)が見られます。

ボディはがっちりとしており、尻尾の被毛は特にボリューミー。被毛はなめらかな手触りをしているため、他の長毛種よりも手入れは難しくありません。

ちなみに、ソマリという猫種名は、アビシニア(現在のエチオピア)の隣の国、ソマリアから取られたもの。これには「アビシニアンに近い存在である」という意味が込められています。

■9:ラグドール

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“ぬいぐるみ”という意味を持つ猫種名が付けられているラグドールは、おっとりとした性格の猫種。鳴き声も小さいため、アパートなどの集合住宅でも飼育しやすいでしょう。

ボディは一般的な長毛種よりもがっちりとしており、大きめ。筋肉質なので、抱き上げるとずっしりとした重みを感じます。

■10:ネベロング

最後は少し珍しいマイナー猫種をご紹介。ブルーの被毛が特徴的なネベロングは、ロシアンブルーを長毛にしたような見た目をしています。光沢感がある被毛はなめらかな手触り。初対面の人は苦手ですが、その分、飼い主さんに対しては従順な態度を示してくれます。

ネベロングは2011年にようやくイギリスのGCCFに登録されたばかりであるため、日本ではまだお目にかかる機会が少ない、新しい猫種です。

もふもふな被毛が愛くるしい長毛種を飼育するときは、こまめなブラッシングや定期的なシャンプーを行うことが大切。長毛種は自力でのグルーミングだけでは被毛のケアが追いつかないので、飼い主さんは抜け毛対策も積極的に行ってあげましょうね。

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※ Shane WP Wongperk, Eric Isselee, MirasWonderland, fantom_rd, Bildagentur Zoonar GmbH, alexavol, Anne Richard, Nataliya Kuznetsova, Igor_Shevchenko, ANURAK PONGPATIMET / Shutterstock

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