早いもので、今年も終わりに近づいています。でも、その前にやるべきことがありますよね……。そう、大掃除です！
わんちゃんと暮らしていると、毛やホコリが気になりますよね。そのため、普段からこまめに掃除している飼い主さんも多いと思います。しかし、それでも普段の掃除では見落としているポイントや、先延ばしにしている箇所はあるはず！
そこで今回は、わんちゃんを飼っているおうちの大掃除のポイントをご紹介します。大掃除をして、愛犬と一緒に気持ちよく1年を締めくくりましょう！
■大掃除って何をすればいいの？
普段なら先延ばしにしがちな少々大変な掃除も、この機会に終わらせてしまいましょう。……とはいっても、大掃除で掃除すべき箇所に悩む飼い主さんも多いのではないでしょうか？
そこで、筆者のおすすめ大掃除ポイントを4つピックアップしました！ 愛犬の健康にも関わる箇所を選んだので、大掃除を良い機会として取り組んでみてくださいね。
（1）犬用ベッド
まずは犬用ベッドです。こまめに洗ったり、干したりしているつもりでも、よく見るとホコリが付着している場合があります。また、お散歩のときに体についていたのか、小さな葉が落ちていることも……。
犬用ベッドは、洗濯機で丸洗いできるものも増えてきています。抜け毛の少ない犬種であれば、洗濯機にそのままポンと入れてOKです。ただし、抜け毛が多い犬種であれば先にコロコロなどで毛を取り除いてから洗濯してください。
清潔なベッドで年越しできるように、よく晴れた日はぜひ犬用ベッドを洗濯しましょう。
（2）空気清浄機
わんちゃんを飼っているおうちは、空気清浄機を置いていることも多いでしょう。空気清浄機はこまめな掃除が必要ですが、この機会に隅々まで掃除してしまいましょう。
空気清浄機を掃除するときは、まずコンセントを抜いて電源を落とします。次に、外側に付着したホコリや犬の毛をクロスで拭き取りましょう。
外側が掃除できたら、今度はカバーを外して掃除機でホコリを吸い取って掃除しますが、汚れがひどい場合は水洗いしてください。フィルターに付着したホコリは、掃除機で軽く吸い取りましょう。
空気清浄機の掃除を怠ると、空気を浄化する力が落ちるだけでなく、悪臭を発生させたり、余計な電気代がかかったりしてしまいます。
空気清浄機の掃除をする際は、わんちゃんがフィルターのホコリを舐めてしまう可能性があるので、できれば別の部屋で掃除しましょう。
（3）エアコン
わんちゃんの命を守るエアコン。エアコン掃除はちょっぴり面倒ですが、わんちゃんのためにも大掃除のメニューに加えましょう。
エアコン掃除をする際は、まずコンセントを抜いて電源を落とします。次に、フィルターのホコリを掃除機で吸い取り、その後水洗いします。フィルターを乾かしている間に、吹き出し口のホコリを拭き取りましょう。フィルターが完全に乾いたら、送風運転をして終わりです。
エアコンの掃除をするときは、何らかの拍子で物が落ちてしまう可能性もあるため、わんちゃんには別の部屋で待機してもらいましょう。
（4）洗濯機
抜け毛の少ない犬種であれば、犬用グッズや犬用服を洗濯機で洗っている家庭も多いでしょう。それなら、なおさら洗濯槽のカビが気になりますよね……。愛犬の健康のためにも、洗濯機も掃除しましょう。
洗濯槽の掃除は、40℃程度のお湯と酸素系漂白剤を入れて30分～数時間おきます。浮き上がったカビを網ですくったら、お湯をかき混ぜます。この工程を何度か繰り返します。洗濯槽の掃除は1日～2日程度かかるので、時間のある日に行いましょう。
黒カビピロピロの撃退は、気持ち悪いけれどクセになっちゃうかも～。
わんちゃんを飼っているおうちの大掃除のポイントをご紹介しました。普段から掃除している箇所かもしれませんが、その場合はいつもより念入りに掃除してみてくださいね。
大掃除をするなら、できれば大晦日までに終わらせましょう。大晦日には“掃き納め”という風習があり、元日に掃除をしてしまうと福の神まで掃き出してしまうと言います。
大掃除を済ませたら、愛犬と一緒にのんびり過ごしませんか？ そして、愛犬のかわいい寝顔を見ながら新年に備えましょう。
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※ Javier Brosch, Dorottya Mathe / Shutterstock
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