中国では古くから漢方薬として重宝されてきた「なた豆」。なた豆にはさまざまな効果・効能があり、歯周病や腎機能を改善する可能性があると考えられています。じつはこのなた豆、私たち人間はもちろん、わんちゃんにも同様の効果が期待できることから、愛犬のお口ケアや腎臓サポートとしても注目されているのです。
そこで今回は、わんちゃんにも効果が期待できるなた豆の主な健康パワーを3つご紹介します。あわせて愛犬へのおすすめの与え方も紹介しているので、わんちゃんの飼い主さんはぜひチェックしてみてくださいね!
なた豆の歴史
ジャックと豆の木のモデルになったといわれている「なた豆」。漢方では“膿取り豆”と呼ばれ、歯槽膿漏や蓄膿症などの膿を取るために用いられてきました。そんななた豆が日本に伝わったのは、江戸時代のこと。日本では縁起の良い食べ物として認知されるようになり、なんと赤穂浪士も討ち入り前になた豆を食べたのだとか。
なた豆にはさまざまな健康パワーが隠されている!?
昔から私たちの身近にあるなた豆ですが、じつはなた豆にはさまざまな健康パワーが隠されています。そして驚くべきことに、なた豆の効果は私たち人間だけでなく、わんちゃんにも期待できるのです。そこでここからは、愛犬にも効果があるなた豆の代表的な健康パワーを3つご紹介します。
なた豆の健康パワー①口臭予防
わんちゃんと暮らす飼い主さんの中には、愛犬の口臭に悩んでいる方も少なくないでしょう。とくにシニア期のわんちゃんは口内環境の悪化や病気によって、口臭が強くなることが多々あります。
そこで味方になってくれるのが、口腔内の細菌バランスを整える働きがあるなた豆です。また、なた豆には抗炎症作用があり、歯肉の炎症が改善することで口臭が軽減されます。そんななた豆の口臭予防・改善効果に着目し、最近では犬用のなた豆入り歯磨きジェルが登場しています。
なた豆の健康パワー②歯周病の改善
わんちゃんの口臭の原因の多くは、歯垢・歯石を放置したことによって引き起こる歯周病です。歯周病とは歯肉炎や歯周炎といった炎症の総称であり、主な症状としては口臭が強くなったり、歯茎から血が出たりします。さらに放置しておくと歯が抜けたり、下顎の骨が折れたりすることもあるので注意が必要です。
なた豆には抗炎症作用のある成分や免疫力を高める成分が含まれており、継続して摂取することで歯周病の改善効果が見込めます。とはいえ、なた豆に重度の歯周病を治すパワーはありません。愛犬に歯周病の疑いがあれば、早めに獣医師による診察を受けましょう。
なた豆の健康パワー③腎臓の機能を高める
体内の老廃物をろ過し、血液や体液を健康に保つ役割を担っているのが腎臓です。腎臓の機能が低下してしまったわんちゃんは老廃物を十分に排泄できなくなり、最悪の場合は死に至ることもあります。
そこで積極的に摂取したいのが、腎臓の機能を高める効果が期待されているなた豆です。なた豆には尿素を分解する「ウレアーゼ」という酵素や、腎臓のろ過機能の回復に役立つ「コンカナバリンA」という成分が豊富に含まれており、腎機能を改善する可能性があると考えられています。
愛犬になた豆を与える方法は?
愛犬になた豆を与える方法はいくつかありますが、なた豆を使用した歯みがきガムがおすすめです。とくにわかさ生活が販売する『歯みがきわんにゃガム』は、兵庫県丹波産なた豆と国産の牛皮を使用し、着色料・保存料などの添加物を一切使用していないので安心して与えられます。
また、『歯みがきわんにゃガム』を噛むことはわんちゃんのイライラ解消にも役立つので、愛犬のお口ケア・腎臓サポート・ストレス解消方法を探している飼い主さんは、なた豆を使用した歯みがきわんにゃガムでケアを始めてみてはいかがでしょうか?
なた豆には、想像以上に多くの健康パワーが隠されていることが分かりました。今回ご紹介した健康パワーはほんの一部であり、他にもダイエット効果やアレルギー症状を緩和する効果など、さまざまな効果・効能があります。
そんななた豆は私たちだけでなく、わんちゃんにも同様の効果が期待できるありがたい食材です。愛犬のお口ケアや腎臓サポートに興味のある飼い主さんは、なた豆が配合された『歯みがきわんにゃガム』や「犬用サプリメント」で毎日のケアを始めてみませんか?
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