わんにゃの健康と病気

梅雨の時期でもねこちゃんが健康的に過ごす秘訣とは?

瀬戸 芳昭

ライター
瀬戸 芳昭

いいね 0

梅雨の時期でもねこちゃんが健康的に過ごす秘訣とは?

・愛猫と一緒に過ごす時間を充実させたい
・梅雨の時期にねこちゃんがストレスを感じていないか心配
・梅雨の時期でもねこちゃんが快適に過ごせる方法を知りたい
など、お悩みではありませんか?

この記事は、梅雨の時期にねこちゃんの健康について気を付けるべき注意点や、ストレスを感じない室内環境の作り方などを解説します。
ちょっとした工夫をして、ねこちゃんと快適に梅雨時を過ごせるようにしましょう。

■梅雨の時期に気を付けるべきことや注意点

梅雨の時期に気を付けるべきことや注意点

梅雨の時期は人間だけでなく、ねこちゃんの健康管理にも気をつけなければならない季節です。
ねこちゃんのために、梅雨の時期に飼い主さまが気を付けるべきことや注意点について紹介します。

ノミやダニのアレルギー

梅雨の時期は高温多湿な環境になるため、ノミやダニが繁殖しやすくなります。
ノミやダニにアレルギーを持っているねこちゃんは、鼻水やくしゃみなどのアレルギー症状が現れることがあります。

また、ノミやダニは皮膚炎を引き起こす原因にもなるため、こまめにブラッシングをしてあげるようにしましょう。

カビによる食中毒

高温多湿の環境は、カビの発生が活発になります。
ねこちゃんは食事を数回に分けて食べるため、ウェットタイプのフードを長い時間放置すると雑菌が繁殖し、食中毒を起こしてしまう危険性があります。

ねこちゃんのタイミングに合わせて、適量を数回に分けてあげるようにしましょう。

梅雨の時期に注意したい室内環境のポイント

人間もそうですが、ねこちゃんも湿気が多い環境は大の苦手です。
ねこちゃんが快適に過ごせる環境は、気温が20〜28℃、湿度は50〜60%がよいといわれています。

エアコンを使用するときには除湿が好ましいですが、冷房運転をするときには設定温度を下げ過ぎずサーキュレーターなどを上手に使用しましょう。

■室内での過ごし方

室内での過ごし方

梅雨の季節は雨や湿気が多く、ねこちゃんにとってもストレスがたまりやすい季節です。
ねこちゃんが快適に過ごせる室内での過ごし方についてご紹介します。

■飼い猫にとって快適な環境を作ろう

ねこちゃんにとって快適な環境は、自由に動けるスペースと適切な運動環境が整っていることが重要です。

ねこちゃんがストレスをためずに健康的に過ごすために広いスペースを確保し、十分な運動をさせてあげましょう。
ねこちゃんは自由に動ける環境が好きで、適度な運動をさせてストレスを解消させて健康を維持できるようにしてあげてください。

キャットタワーやハンモック、トンネルなどを用意してあげて、自由に運動できる環境を整えましょう。

さらに、ねこちゃんが新しいものを好むことを考慮して、好きなおもちゃを用意すると自発的に遊ぶようになりますよ。
このように、運動環境を整えることで、ねこちゃんがストレスを感じずに健康的に過ごせるようになります。

■猫が好む場所や寝床の工夫

湿気が高くなると、布団や毛布などはダニが発生しやすくなるため、ねこちゃん用のベッド、マット、毛布などは定期的に洗い、天日で干すようにしましょう。
とはいっても、梅雨時期には天日で干せない日も多くあると思います。

その際は、毛布やマットの下に新聞紙を敷いて湿気をとったり、低めのスノコ等の上に置いたりして通気性を確保するといいですよ。

湿気を避けるため、空気の流れやすい場所に置くのもおすすめです。
ねこちゃんが快適に過ごせる環境を整えるために、普段好む場所や寝床にちょっとだけ工夫をすると、ストレスを感じずに過ごせるようになりますよ。

■楽しい遊び方やおやつの与え方

ねこちゃんは好奇心が旺盛で遊ぶことが大好きです。
遊びの環境を整えてあげるだけでも、ストレスを軽減できますよ。

例えば、キャットタワーは自由に駆け上がったり、ジャンプを楽しんだりできますし、爪とぎがついているタイプもあります。

他にも、猫じゃらしや音がでるボール、トンネルなど、猫が興味を持つおもちゃを用意してあげましょう。
また、おやつを与えるだけでも、ねこちゃんの気分をリフレッシュさせてあげられます。

おやつを与える際は、適量を守って与え、肥満や健康被害が起こらないように注意してくださいね。

■飼い主が留守の時も愛猫がストレスを感じないようにしてあげよう

飼い主が留守の時も愛猫がストレスを感じないようにしてあげよう

飼い主が留守の場合、飼い猫たちは寂しさや不安を感じることがあります。
留守中でも、ねこちゃんが快適に過ごせるよう、ちょっとした工夫をしてあげましょう。

■飼い主が留守の場合

飼い主が留守中でも快適に過ごせるような環境を整えてあげましょう。
例えばキャットタワーを窓際に置いて、高い位置から外を眺められるようにしてあげると、いつもと違う目線で興味を持ってもらえます。

普段遊んでいるおもちゃも用意してあげると、自発的に遊んでくれるため退屈せずに過ごせます。

留守中の食べ物や水は、事前に準備しておくことが大切です。水分補給が特に必要なので、十分な水を用意することをおすすめします。さらに、飼い主の匂いが残るものを置いておくと、飼い猫たちは安心感を得やすくなります。

■帰宅した時に飼い猫が喜ぶ工夫

帰宅した時には、ねこちゃんが喜ぶような工夫をしてあげると良いですね。
例えば、お気に入りのおもちゃで遊んだり、膝の上で抱っこしてあげたりするなど、一緒に過ごす時間をつくってあげましょう。

お留守番のご褒美としておやつをあげると、ねこちゃんも喜んでくれますし栄養も補充できますよ。
このようにちょっとした工夫をしてあげると、留守中でもストレスを軽減してあげられます。


梅雨の時期に気を付けなくてはいけない注意点やお部屋での過ごし方、留守の場合の対処法について、具体的に解説していきました。
ねこちゃんと一緒に不快な梅雨の時期を快適に過ごすために、少しでいいので工夫してあげるようにしましょう。

この記事に付けられているタグ

いいね 0