わんにゃとの暮らし

愛犬・愛猫と一緒にお月見を楽しもう!十五夜のおすすめの過ごし方4つ

奥平望

ライター
奥平望

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愛犬・愛猫と一緒にお月見を楽しもう!十五夜のおすすめの過ごし方4つ

2022年の十五夜は910日。十五夜のお供え物であるお月見団子を用意しながら、愛犬・愛猫にも楽しんでほしいと考えたことはありませんか?そこで今回はわんちゃん・ねこちゃんの飼い主さんに向けて、十五夜のおすすめの過ごし方をご紹介します。愛犬・愛猫と一緒に、涼しい夜風を感じながらお月見を楽しみましょう!

ペットもお月見を楽しみたい!

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出典:https://www.shutterstock.com/

一年で最も美しいとされている中秋の名月を鑑賞し、お供え物をして感謝や祈りを捧げる十五夜。この風習は日本では平安時代に始まり、平安貴族から庶民へと広まりました。

十五夜のお供え物といえば、お月見団子や秋の味覚が定番です。そうしたお供え物を用意していると、匂いにつられてソワソワし始めるわんちゃん・ねこちゃんも多いでしょう。けれども愛犬・愛猫に人間の食べ物を与えるわけにはいきません。

それなら、わんちゃん・ねこちゃんも食べられるお月見団子を手作りしてみませんか? そのほかにも愛犬・愛猫と十五夜を楽しむ方法をご紹介しているので、ぜひ参考にしてみてくださいね。

ペットと一緒に楽しめる!十五夜のおすすめの過ごし方4

    ペットと楽しめる十五夜の過ごし方を4つまとめたので、愛犬・愛猫に合った過ごし方を見つけてみましょう。

    月見団子
    出典:https://www.shutterstock.com/

    <お月見団子を食べる>

    美しい月を鑑賞しながら、おいしいお月見団子を食べるなんて最高の贅沢ですよね! この贅沢を愛犬・愛猫にも体験してもらうために、わんちゃん・ねこちゃんが食べられるお月見団子を手づくりしてみませんか?ここでは、簡単に作れるペット用お月見団子のレシピをご紹介します。

    【材料】

    ※お団子約5個分

    ・さつまいも(里芋でも可)・・・・40g

    ・きな粉(黒すりごまでも可)・・・・大さじ1

    ・上新粉(薄力粉でも可)・・・・15g

    ・スキムミルク(ペット用牛乳や水でも可)・・・・大さじ1

     【作り方】

    1.さつまいも(または里芋)の皮をむき、一口大に切って水にさらす。

    2.切ったさつまいも(または里芋)を茹でたら、ペースト状になるまでつぶす。

    3.ボウルにつぶしたさつまいも(または里芋)、きな粉(または黒すりごま)、上新粉(または薄力粉)、スキムミルク(またはペット用牛乳や水)を加えて混ぜる。

    4.5等分にして、お団子の形に丸める。

    5.沸騰したお湯にお団子を入れて茹でる。

    6.お団子が浮き上がってきたら、冷水にさらす。

    ペット用お月見団子を作る時間がない場合は、お魚や鹿肉を使った市販のペット用お月見団子もおすすめです。

    秋の味覚
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    <秋の味覚を味わう>

    十五夜にはお月見団子だけでなく、旬の野菜や果物をお供えする方も多いでしょう。野菜や果物であればわんちゃん・ねこちゃんでも食べられるので、必要に応じて茹でたり一口大に切ったりして与えましょう。秋が旬の野菜や果物には、以下のようなものがあります。

    いも類

    ・かぼちゃ

    ・きのこ類

    ・柿

    ・栗

    ここで覚えておきたいのが、秋が旬の野菜や果物の中にはペットにとって害のある危険な食べ物もあるということです。例えば、ぶどうやナスは秋に旬を迎える食材ですが、犬がぶどうを、猫がナスを食べてしまうと中毒症状があらわれることがあります。愛犬・愛猫の命を守るために、中毒症状を引き起こす食材の誤食には細心の注意を払いましょう。

     <夜のお散歩を楽しむ>

    わんちゃんと暮らしている飼い主さんは、お散歩の時間帯を変えてみるのもおすすめです。月が見える時間帯にお散歩に出かければ、毎日のお散歩タイムが特別な時間に早変わり。月明かりに照らされた道を歩いていると、見慣れたいつものお散歩コースがロマンチックな場所に思えてくるかもしれません。ただし秋の夜風は冷たいので、お洋服を着せたり、帰宅後は部屋を暖めたりと寒さ対策を講じましょう。

    ウサギの帽子をかぶっている犬
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    <撮影会を開催する>

    特別な一日を思い出に残すために、月を背景に写真を撮るのもおすすめです。また、愛犬・愛猫にうさぎの帽子やコスチュームを着てもらったり、タペストリーやウォールステッカーなどで撮影背景をデコレーションしたりするのも楽しいでしょう。

    ペットと過ごす十五夜の注意点

    ペットと十五夜を過ごす際に注意したいのは、人用のお月見団子やペットに害のある食材の誤食です。人用のお月見団子はモチモチしているので、のどに詰まる恐れがあります。また、ぶどうやナスといった中毒症状を引き起こす食材にはくれぐれも注意し、万が一誤食してしまった場合はすみやかに動物病院に連絡してください。

    さらに十五夜にはススキを飾るご家庭も多いと思われますが、運悪くススキの先端にある「ノギ」という棘状の突起がペットの肌や目に刺さってしまうと、痛みが生じるだけでなく化膿したり、角膜に傷がついたりすることがあります。場合によっては全身麻酔をしてノギを摘出しなければならない可能性も出てくるので、ススキの取り扱いには細心の注意を払いましょう。

    涼しい夜風にあたりながら、おいしいお月見団子を食べたいのはわんちゃん、ねこちゃんも同じ。今年の十五夜は愛犬・愛猫が食べられるお月見団子や秋の味覚を用意して、美しい月を鑑賞しながらまったりと過ごしませんか?

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