わんにゃとの暮らし

愛犬と暑い夏を楽しく過ごすには?おすすめの暑さ対策を紹介

奥平望

ライター
奥平望

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愛犬と暑い夏を楽しく過ごすには?おすすめの暑さ対策を紹介

最高気温が35℃を超える猛暑日が続き、夏バテ気味の方も多いはず。とくに暑さに弱いわんちゃんにとって、近年の厳しい暑さは相当辛いことでしょう。

そこで今回は、わんちゃんと一緒に暑い夏をできるだけ快適かつ楽しく過ごす方法をご紹介します。わんちゃんの暑さ対策の基本や、愛犬連れでのレジャーの注意点もまとめましたので、ぜひ参考にしてみてください。

■家の中での過ごし方は?

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わんちゃんの基礎体温は38~39℃前後あり、汗腺が発達していないため汗をかくことで体温調節することは困難です。また、わんちゃんは全身が被毛で覆われているので熱を逃しにくく、長時間厳しい暑さの中にいると熱中症になってしまいます。

暑い夏をできるだけ快適に過ごせるように、家の中でのおすすめの過ごし方を見てみましょう。

■エアコンの温度は20~25℃、湿度は60%以下

わんちゃんが快適に過ごせるのは、「温度20~25℃、湿度60%以下」に保たれた環境です。温度だけでなく、湿度にも注目することでわんちゃんの熱中症を防止できます。

我が家の愛犬はパピー時代に熱中症のような症状を起こしたことがあるので、それ以来温湿度計をこまめにチェックして快適な環境を保てるよう努めています。

■ペット用ひんやりグッズを活用する

お散歩後や来客時など、クーラーをつけていても暑そうにしている場合はペット用ひんやりグッズを活用するのがおすすめです。最近は接触冷感素材でできたクールマットや、保冷剤を入れられるバンダナなど、便利なひんやりグッズが多数販売されています。

クールマットを噛んでしまう場合は大理石タイプやアルミタイプもあるので、愛犬に合うグッズを探してみましょう。

■夏のお散歩におすすめの時間帯は?

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夏のわんちゃんのお散歩について、頭を悩ませている飼い主さんは少なくないはず。今は暑いから行けないよと何度説明しても、目を輝かせながらしっぽを振っている愛犬の後ろ姿を見ていると、なんだか切なくなりますよね。

わんちゃんの散歩の時間に関しては臨機応変に対応する必要がありますが、ここでは朝と夜のベストな時間帯をご紹介します。

■夏のお散歩は朝5時頃と夜21時頃がおすすめ

わんちゃんのお散歩におすすめの時間帯は、早朝5~6時頃もしくは夜21~22時頃です。この時間帯であれば夏の日差しを浴びることはありませんし、アスファルトも比較的冷えています。

なお、お散歩前やお散歩中は頻繁にアスファルトの温度を確認し、熱いと判断した場合はすぐに帰宅しましょう。熱いアスファルトの上を歩くと、肉球がヤケドしてしまい、愛犬に辛い思いをさせてしまいます

■飲み水やひんやりグッズを持ち歩く

どれだけ短時間であったとしても、夏のお散歩に飲み水は必須です。また、必要に応じてネッククーラーをはじめとするひんやりグッズや、犬用の蚊よけ剤を持ち歩くのも効果的でしょう。

■愛犬と一緒にレジャーへ出かける注意点は?

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夏休みに愛犬と一緒にレジャーに出掛けたいと考えている飼い主さんも多いのではないでしょうか。わんちゃんと一緒に楽しめるレジャーはたくさんありますが、なかでもおすすめなのがドッグランやドッグプールがあるレジャー施設です。

また、わんちゃんも入場できる牧場や遊園地などもあるので、愛犬に合うレジャーを探してみてください。

ただし、夏のレジャーは厳しい暑さとの戦いです。適度に休憩をはさみ、車移動が必要な場合はエアコンを使用するだけでなく、サンシェードを活用するなど安全にドライブを楽しめる工夫をこらしましょう。

■愛犬に暑い夏を快適に過ごしてもらうために

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夏の暑さは体力を奪うだけでなく、気力まで奪っていきます。わんちゃんにはそんな思いをさせないように、室温や湿度に気を配ったり、お散歩の時間や持ち物を工夫したりして、愛犬も私たち飼い主もできるだけ快適に過ごしたいものです。

真夏日が続く時期は、家の中でゴロゴロ過ごすのも悪くありません。そんな風にゆっくり流れる時間だって、愛犬にとっては楽しいひとときなのです。

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