東京都墨田区にあるゲストハウス『TOKYO HUTTE(東京ヒュッテ)』。その看板犬として、活躍している「こ豆ちゃん」(フレンチブルドッグ、4歳9カ月、女の子)をご存知でしょうか。
最近では、SNSでの注目度も上がっているのだそう。一見ふつうのかわいらしいフレンチブルドックですが、いったい人気の秘訣はどこにあるのか、飼い主の塩田恭代さんに、こ豆ちゃんの魅力を伺いました。
■最初の名前は「豆子ちゃん」ってホント!?
東京スカイツリーから徒歩5分の場所にある『TOKYO HUTTE』は、1Fにカフェとコワーキングスペースがあり、上階では宿泊施設を営んでいます。ホテルには、国内だけでなく海外からのお客様も訪れます。
『TOKYO HUTTE』がオープンした2013年から看板犬を務めているのが、フレンチブルドッグの「こ豆ちゃん」(4歳9ヶ月、女の子)です。1階のカフェに伺うと、こ豆ちゃんが優しい表情で出迎えてくれました。
今でこそ、「こ豆ちゃん」という名前で親しまれていますが、当初の名前は「豆子ちゃん」だったとか。塩田さんいわく、「以前、実家で飼っていた男の子のフレンチブルドッグの名前が“豆夫”でした。その子が亡くなって、新たに飼い始めた女の子のわんちゃんを“豆子”と命名。でも、“豆子”を呼ぶと、どうしても豆夫を思い出すため、“こ豆”へと改名しました。“こ”と“豆”を入れかえただけなので、単純ですよね(笑)」とのこと。
“こ豆ちゃん”という名前、一度聞いたら忘れないインパクトがあって、とても素敵な名前ですよね。
■誰とでも仲よくなれる愛されキャラでファンが増加
こ豆ちゃんは、残念ながら毎日出勤しているわけではありませんが、出勤日になると、1日のほとんどを一階のカフェスペースで過ごします。フレンチブルドッグというと少し暴れん坊という印象がありますが、こ豆ちゃんはお行儀がよくおとなしいのが愛される理由。
「ホテルやカフェのお客様だけでなく、お店の前を通り掛かる人、散歩中のわんちゃんや飼い主さんが、次々にこ豆に声を掛けてくれます。子犬の頃から、人見知り、犬見知りもほとんどなく、とても穏やかな性格です。そのため、誰とでもすぐに仲よくなれて、わんちゃんがちょっぴり苦手という人とも上手に触れ合えるんです」と、性格のよさが人気につながっていることが分かります。
(画像:お客様と触れ合う様子)
「イラストを描いてくれる人、写真集を作ってくれる人などもいて、その人気には、飼い主の私もビックリです。最近では、こ豆の画像をインスタグラムに載せていただくこともあって、その投稿を見た方が、遠方からこ豆に会いに来てくれたこともあります」店内を見渡すと、ファンの方が作ったこ豆ちゃんの写真集が!まるでアイドルのようですね。
(画像:こ豆ちゃんのお友達とのツーショット)
その人気と働きぶりから、ホテルのスタッフの方たちは、こ豆ちゃんのことを、“CEO”って呼んでいるそうです(笑)。
■ヘルニアを乗り越えて、現在はモデルとしても活躍
とても元気にみえるこ豆ちゃんですが、3歳を過ぎてヘルニアを発症。現在は治療を終え、ドッグプールで週1回のリハビリを行っているそうです。「ヘルニアを発症したときは、動揺しました。でも、カフェの常連客のフレブル仲間たちが熱心にアドバイスをくれて、とても助けられました。そのお陰もあって、こ豆のヘルニアは徐々によくなってきています」
病気が快方に向かっていることもあり、最近は、体重8.5キロのヘルシーボディを活かして、モデル犬としても活動を始めたのだとか。
「こ豆がきっかけで立ち上げた“INUNO HUTTE”というわんちゃん用のアパレルや雑貨を扱うブランドで、モデル犬をしています。モデルは副業で、看板犬が主ですが、体調を見ながら、無理のないようにできればと思っています」とのこと、くれぐれも体を大切にこれからも元気な姿を見せてほしいです。
ケガを乗り越えて、現在は看板犬とモデル犬、二足のわらじを履いているこ豆ちゃん。そののびのびとした愛されキャラで、これからもファンの方を魅了し続けていくことでしょう。健康第一ですが、今後の活躍に期待です!
DATA
住所:東京都墨田区業平4-18-16
電話:03-5637-7638
営業時間:9:00~22:00
定休日:無休
HP:http://www.tokyohutte.co.jp/
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