おでこのシワがとっても愛らしいパグ。一度生活を共にするとパグの魅力にはまってしまい、次に飼う犬種もパグがいいという方が多いそうです。今回はそんなパグの魅力や特徴をお話しします。
■パグの特徴
「ブサカワ」で有名なパグは鼻ぺちゃでシワシワ顔に大きな目が特徴。鼻先が短いのもパグの特徴です。耳は前に垂れたボタン耳と短く巻いたローズ耳があります。
平均体重は6~8kgと小柄なため、マンションでも気兼ねなく一緒に暮らすことができるでしょう。社交的な性格をしているので、多くの犬種の中でもとても飼いやすいわんちゃんだといわれています。
■パグの性格
パグは明るい性格のわんちゃんです。攻撃性が低くのんびりしているので、室内向きの犬種といわれています。また、飼い主さんに献身的で愛情深く接し、愛嬌たっぷりの表情やしぐさで場を和ませ、みんなを笑顔にしてくれます。
■パグの毛色
パグの被毛は短毛のダブルコートです。ダブルコートは、被毛が2重構造になっていることをいいます。 また、毛色はシルバー、アプリコット、フォーン、ブラックの4種類が存在し、口や耳、後頭部から尾にかけての「トーレス」などの所々黒い箇所は、黒いほど良いとされています。
■気をつけたい健康状態
・パグは顔の皺にゴミや汚れがたまりやすい犬種です。また皮膚がたるんでいるので蒸れやすく皮膚トラブルは多いわんちゃんです。顔の皺は濡らしたタオルを絞り優しく拭いた後、乾いたタオルで水分を拭き取ってください。体は毎日、5分程度のブラッシングと月に1~2回のシャンプーでしっかりケアしてあげるとよいでしょう。
・大きくて少しでている目がパグのかわいいところですが、大きいだけに異物が入りやすく、飛び出ている眼球を傷つけてしまいます。お散歩時は背の高い草むらコース等は避ける、また自宅でもケージの周りや目の高さに障害物がないような工夫をしましょう。
・パグは短毛ですが、抜け毛が多い犬種でお掃除がとても大変になります。同時に皮膚トラブルを起こしている場合、フケも多く出ます。換毛期のブラッシングはこまめにしてあげましょう。ブラッシングの際、あまり硬いブラシでブラッシングすると短毛であるパグの皮膚が傷ついて皮膚病を引き起こしてしまうこともあるため、できるだけ柔らかい素材のブラシを使ってあげましょう。

・パグは体温調節が苦手なため、暑さや寒さに弱いです。そのため、パグをお迎えしたら必ず室内で飼育し温度管理を徹底しましょう。
特に夏場は熱中症の恐れがあるため、室内でエアコンを効かせて快適な温度を保ってください。室温は26~28度が適温だとされています。また、冬場も暖房器具を使用して26~28度をキープしましょう。
・パグは食欲旺盛なため必要以上に与えすぎると太ってしまいます。ご飯は愛犬に適した量だけ与えるようにしましょう。ご飯の量が適切かどうかは、便の硬さに現れます。柔らかい便が続く場合は与え過ぎ、逆に硬い便が続く場合は少な過ぎだとされています。
また、パグは早食いの子が多い傾向にありますので、早食い防止食器を使ってゆっくり食べさせましょう。
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