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無理やりはダメ!猫の「シャンプー」で気をつけたい4つのポイント

小林真也

獣医師
小林真也

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無理やりはダメ!猫の「シャンプー」で気をつけたい4つのポイント

ねこちゃんにシャンプーは必要なの?と迷う方もいるのではないでしょうか?

ねこちゃんは“グルーミング”といって毛繕いをする動物。だから基本的にはシャンプーは必要ないといわれています。また、もともとねこちゃんは水が苦手なので、シャンプー自体がストレスになってしまうこともあります。

とはいえ、ねこちゃんにもシャンプーが必要なときがあります。

今回は、ねこちゃんがシャンプーする必要がある場合と、シャンプーをする方法をお伝えします。

 

■ねこちゃんがシャンプーしなくてもよいのは「グルーミング」をしているから

出典:https://www.shutterstock.com/

グルーミングとは、ねこちゃんが自分の体をペロペロ舐める行動をいいます。よく見かける光景ですよね。このグルーミングによって体についた汚れや臭いをきれいにしているので、ねこちゃんは基本的にはシャンプーをしなくても大丈夫です。

また、グルーミングはリラックス効果もあり、ねこちゃんにとって非常に大切な行動です。

ただし、過剰なグルーミングをしている時は、皮膚トラブルやストレスの蓄積が考えられるので、気をつけて観察してみてくださいね!

 

■ねこちゃんにシャンプーが必要な3つのケース

ねこちゃんの中でも、シャンプーが必要な場合があります。もし飼っているねこちゃんがあてはまっていたらシャンプーしてあげることを検討してくださいね。

(1)長毛種のねこちゃん

長毛種のねこちゃんは換毛期になると抜け毛が多くなります。その時期にグルーミングをしすぎてしまうと、毛玉を吐く原因になります。その場合はシャンプーできれいにしてあげることで対策できます。

(2)高齢&肥満のねこちゃん

高齢や肥満のねこちゃんはグルーミングが上手にできないことも。フケや臭いが気になるときは、シャンプーしてあげましょう。

(3)外で飼っているねこちゃん

外で飼っているねこちゃんは、ノミなどの寄生虫を持っていることがあります。家の中に入れる前にノミ取りシャンプーをするとよいでしょう。

以上のようにシャンプーが必要なケースもありますが、美容目的でシャンプーする場合は、ねこちゃんがシャンプーを許容できることが重要です。

 

■ねこちゃんのシャンプーをする4つのステップ

シャンプーを始める前にまずは、我が家のねこちゃんの性格を考えてみましょう。“爪切りやブラッシングはさせてくれるか”、“怖がりな性格ではないか”など、ねこちゃんの性格診断をすることが大事です。

問題なさそうであれば、以下の4つのステップで、ねこちゃんにシャンプーをさせてあげましょう。

出典:https://www.shutterstock.com/

(1)シャンプー前にしっかりブラッシングして余分な毛を抜いておきます。シャンプーやドライが楽になります。

(2)ねこちゃんは水が苦手です。急にシャワーを当てるとびっくりしてパニックを起こすこともあります。最初は洗面器などを使って掛け湯から始めましょう。

水に慣れてきたら、シャワーを弱めの水圧に調整して、なるべくシャワーヘッドを体に近づけて濡らしていきましょう。水温は30〜35度のお湯がベストです。

(3)シャンプー剤はスポンジなどを使用してしっかり泡立て、マッサージするように洗いましょう。

ティーツリー系のシャンプー剤は中毒症状を起こすので使ってはいけません。必ずねこちゃん用のシャンプーを使いましょう。

(4)シャンプーの成分が残らないようにすすいだあと、しっかりタオルドライしましょう。

これを怠るとドライ時間が長くなって、ねこちゃんがガマンできなくなってしまいます。

また、ねこちゃんがびっくりしないようにドライヤーの音にも気をつけましょう。タオルに包んであげるとリラックスしてくれますよ。

 

通常であれば無理にシャンプーをする必要がありません。ただ、ストレスなくリラックスできるねこちゃんであれば、お家でシャンプーもいいですね。

シャンプーが必要かどうか迷った場合は、動物病院やトリミングサロンに相談するのもおすすめですよ。

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※ : Irina Kozorog, takashikiji, Olleg/Shutterstock

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