とても不思議で美しいねこちゃんの瞳。
そのまんまるのおめめに見つめられると、いつでもあたたかな気持ちになりますよね。
いつまでも澄んだ瞳のねこちゃんとアイコンタクトできるように気をつけたいことがたくさんあるんです。
そこで今回はねこちゃんの目の病気「白内障」に関する内容。
人間が歳をとるとなりやすい目の病気「白内障」は、実はねこちゃんもかかる病気なんだとか。進行すると視力障害が危ぶまれる病でもあります。主な症状は、飼い主さまが見つけやすい、目の白濁ですから普段から愛猫の瞳をしっかり見て、早期発見できる病気です。ぜひこの記事をきっかけにねこちゃんの目のことについて考えてあげてくださいね。
■ねこちゃんの白内障とは
人間やわんちゃんに比べるとねこちゃんが白内障を発症するのは稀なことではありますが、それでも十分に発症の可能性がある病気です。
目の中にある水晶体と呼ばれる部分は入ってきた光を屈折させて網膜に映し出すカメラのレンズの役割をしています。白内障はその水晶体が何らかの原因によって白濁してしまう病気です。正常だと透明な水晶体が白内障にかかり白濁してしまうと、視力が低下したり視界が白くにごってしまいます。
ねこちゃんが白内障を患う原因は、老化や遺伝、ウイルス感染症まで様々。ねこ同士のケンカによる外傷や緑内障、結膜炎、ブドウ膜炎などのほかの目の病気が原因になることも多いようです。
最近では、子猫時代に栄養不良なども原因で白内障になりやすいとも言われていますので、子猫時代の病気や栄養状態などには特に注意をしてあげるようにすると良いでしょう。
■白内障の症状はどんなもの?
・瞳孔の奥が白く変化
・視力低下
・障害物によくぶつかるようになる
・行動範囲がせまくなる
・物音に敏感になる
白内障を放置しておくと失明してしまう危険性もあるので注意が必要です。
ねこちゃんは視覚障害が起きても聴覚が優れた動物なので、住み慣れた環境下では普段と変わらないような動きをすることが多いのです。これもまた飼い主さまが気づきにくく、発見が遅れてしまう原因でもあります。
飼い主さま自身が白内障についての知識をしっかり持っておくことで、ねこちゃんの細やかな変化に気づいてあげられるかもしれません。
■目の異常サインを見つけたら?
ねこちゃんの健康な目は、白く濁ったりすることはありません。ほかにも目やにがたくさん出た、涙があふれている、充血している、目をこすったりしてかゆがっているなどの様子が見えたら、目の病気を疑ってみましょう。
日常生活の中で「いつもと違うな」と感じることがあった際には病院で診てもらうようにしてくださいね。
また日ごろのケアとしてサプリメントを取り入れることもいいかもしれません。
そのためにはしっかりと安心して使用できるものを選ぶことが大切です。
わんちゃん、ねこちゃんが健康で一緒に生活できることが、飼い主さまにとっても何よりの幸せではないでしょうか。そのために必要なのは、飼い主さまの予防への意識です。
わかさ生活では愛犬・愛猫の「瞳の健康」のためにうちの子に飲ませたいというお客様の想いを実現し、目の健康をサポートしています。
※ 本サイトにおける情報提供は、診断行為や治療に代わるものではなく、正確性や有効性を保証するものでもありません。また、獣医学の進歩により、常に最新の情報とは限りません。個別の症状について診断・治療を求める場合は、獣医師や各専門家より適切な診断と治療を受けてください。
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