わんにゃとの暮らし

夏の愛犬との散歩には注意が必要!快適に楽しめる工夫とクッズを紹介

尾崎  杏豆

ライター
尾崎 杏豆

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夏の愛犬との散歩には注意が必要!快適に楽しめる工夫とクッズを紹介

毎日猛暑が続いていますね。わんちゃんにとって、早朝や日が沈んでからでないとお散歩に行けない季節がやってきました。一般的なアスファルト舗装の路面は、夏季に日射を受けると表面温度が65度以上にまで達するといわれています。愛犬は人間よりも地面に近いため、地面が熱い時に散歩に行くと肉球火傷を負ってしまう恐れがあります。今回は、愛犬が快適に夏のお散歩を楽しめる工夫とグッズをご紹介します。

わんタッチで確認を!

肉球が赤く腫れている写真
出典:https://www.shutterstock.com/

「わんタッチ」とは、地面を手の甲(手のひらより温度を感じやすい)で5秒間タッチして、地表面の熱さを確認するアクションです。外に出たときに、まず飼い主さんが愛犬のために、地面への「わんタッチ」を心がけましょう。

地面が熱いと感じると、わんちゃんは様々なサインを出して、飼い主に伝えようとします。アスファルト等で火傷してしまった肉球は、皮がめくれ、真っ赤に爛れます。ひどい状態になると皮膚を切り取るなど愛犬に負担がかかる治療が長く続くことになります。

わんちゃんの肉球は元々黒かったり茶色かったり、人間の皮膚に比べるとなかなか判断がしづらく、これくらいなら…と思っていたら実は大変な火傷状態だったということもあるかもしれません。歩くことを拒否したり、肉球に赤みや黒み、腫れや水疱、過度の足舐めなどのサインが愛犬から見られた場合は、必要に応じて獣医師さんに相談しましょう。

夏のお散歩グッズ

シーズーが冷感ウェアを着ている写真
出典:https://www.shutterstock.com/

    夏のお散歩グッズとしては、冷感ウェア、クールネックなど様々な種類があります。冷感ウェアは水に濡らして絞って、着させてあげるだけで熱中症対策にもってこいのグッズです。お散歩中もしっかり冷却し、薄手で濡らしても軽いから歩きやすいのが特徴です。

    クールネックも種類が豊富で、水に濡らすタイプは、水に濡らして散歩中に何度でも繰り返し使うことができます。保冷剤付きのクールネックの場合はかなり涼しさを感じられます。

    多くの保冷剤には、エチレングリコールという成分が含まれています。これを愛犬が誤って食べてしまうと腎不全などの症状を引き起こす恐れがありとても危険です。保冷剤を使う際には誤飲を防ぐためにもエチレングリコールが含まれていないものを使用しましょう。

    夜のお散歩グッズ

    犬が首にライトを付けている写真
    出典:https://www.shutterstock.com/

    夜に散歩をするときは、周りからわんちゃんが見えにくくなるため注意が必要です。暗い夜道での散歩は、自転車や歩行者とぶつかりそうになってしまうこともあります。

    怪我や事故を防ぐためにも、周りの人から愛犬の姿が見えるよう「ライト」や「反射材」を使用して、愛犬の位置を特定できるようにしましょう。光る首輪やハーネス、リードに取り付け可能なライトなど、たくさんの種類が販売されています。愛犬に合ったライトを選びましょう。

    また、夜道は地面に落ちているものがよく見えず、愛犬が拾い食いをする場合があります。飼い主さん自身がライトを持ち、わんちゃんの拾い食いにも気をつけて散歩をしましょう。

    いかがでしたか。夏場の散歩には注意することがたくさんありますね!飼い主さん自身も愛犬と一緒に熱中症に気をつけながら楽しい夏をお過ごしください!

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