わんにゃとの暮らし

夏に子犬をお迎えするときの注意|用意しておきたいアイテムも紹介

れん

ライター
れん

いいね 0

夏に子犬をお迎えするときの注意|用意しておきたいアイテムも紹介

子犬の夏のお迎えでは、暑さ対策を徹底する必要があります。わんちゃんが健やかに育つよう、お迎えするまえに準備を整えましょう。

本記事では、夏場に子犬をお迎えするときの注意点・熱中症の症状・用意しておきたいアイテムを紹介します。子犬のお迎えの参考として、ぜひ内容をチェックしてみてください。

■夏に子犬をお迎えするときの注意

202307k03.jpg

夏の子犬のお迎えで、特に気をつけたい注意点を3つ紹介します。特に気をつけたいのが次の3つです。

● 部屋の温度と湿度を調整する
● 車内に子犬を放置しない
● 水分補給を行う

3つの注意点について、それぞれチェックしてみましょう。

■部屋の温度と湿度を調整する

子犬は内臓も未発達で、体温調節も得意ではありません。そこで体調を崩さないよう、部屋の温度と湿度を調整する必要があります。

室温は25度前後、湿度は40~60パーセントが理想的です。湿度が高いと熱中症にかかりやすくなってしまいます。

わんちゃんにお留守番をさせるときは、特に注意が必要です。人間がいなくても快適な温度と湿度を保てるよう、冷房を活用してください。冷風が直接あたらず、冷えを避けられる場所も作るのがおすすめです。

なお快適に過ごせる温度や湿度には、犬種や毛量による違いもあります。部屋の温度が低すぎても体調不良につながるため、わんちゃんの様子を見つつ、調整してみてください。

■子犬を車内に放置しない

子犬に限らず、外出時にわんちゃんを車内に放置するのは絶対にやめましょう。短時間だからと、わんちゃんを車内に置いて車から離れる人もいます。しかしエアコンを入れていても、何らかの理由で止まってしまうかもしれません。

エアコンが止まると、夏場の車内は瞬く間に高温になってしまいます。どうしても車から降りる必要がある時は、わんちゃんも一緒に連れて行くのが安心です。

■水分補給を行う

室内・室外を問わず、夏場は水分補給が大切です。家のなかにいるときは、いつでも新鮮な水が飲める状態にします。
また外出時は忘れずにわんちゃんの飲み水を持参して、こまめに飲ませましょう。


■犬の熱中症で見られる症状

202307k02.jpg

夏にお迎えした子犬の様子に変化があったら、熱中症の可能性を考慮しましょう。熱中症の代表的な症状は以下のとおりです。


● 呼吸が荒く心拍数が多い
● ぐったりして元気がない
● 食事をせず水を飲まない
● よだれが多い
● ふらふらしている


熱中症が疑われるなら、まずは体温を下げるのが大切です。わんちゃんの体に水をかけて、風をあてると体温を下げられます。保冷剤や氷のうをあてるのも効果的な方法ですが、冷やしすぎに注意しましょう。

熱中症は命にも関わるため、「大丈夫だろう」と自己判断するのは危険です。症状が悪化すると、嘔吐・下痢・痙攣・失神などの症状が出ます。

家庭でわんちゃんの体を冷やすのは、あくまでも応急処置です。体を冷やすだけでなく、動物病院に連絡して、獣医師の指示を仰ぎましょう。

■子犬の夏のお迎えで用意したいアイテム

202307k01.jpg

夏に子犬をお迎えするなら、あらかじめ冷却グッズを用意しておくと便利です。次のような冷却グッズを準備しておきましょう。

● クールマット
● サマーベッド
● クールネック

マットやベッドは、わんちゃんのサイズに合わせて選びましょう。
ジェルマットも便利ですが、子犬が噛んで破れてしまう可能性があります。そのためお留守番時の使用は避けるのがおすすめです。誤飲・誤食を避けるため、ジェルマットは人間の目が届く場所で使いましょう。

■子犬の夏のお迎えは準備が大切!

202307ko6.jpg

子犬は非常にデリケートなので、些細な環境の変化でも体調を崩してしまいがちです。そこで様子を観察しながら、適切なケアをする必要があります。

夏場は、特に熱中症への注意が必要です。初期症状が見られたら、体を冷やし、なるべく早く獣医師に相談しましょう。
わんちゃんが過ごしやすいよう、なるべく涼しくて快適な環境を整えてあげてくださいね。

この記事に付けられているタグ

いいね 0