わんにゃとの暮らし

冬に多い犬の火傷や凍傷について獣医師が解説

佐藤貴紀

The vet 南麻布動物病院 獣医師
佐藤貴紀

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冬に多い犬の火傷や凍傷について獣医師が解説

冬の寒い時期には、さすがのわんちゃんも寒がることが増えてきました。室内環境に慣れていることもあり、寒い場所では震えることも多くなってきたように感じています。

季節柄、室内ではエアコンなど体を温めるために様々なものが使われているため、愛犬にとっては注意が必要です。

また、地域によっては氷などによっても凍傷を起こすことも確認されています。火傷や凍傷は、皮膚が赤くなることや脱毛、炎症を起こし出血することもあります。

■凍結した場所による凍傷

凍結した場所による凍傷

寒冷な気温により、地面が凍結することで、犬の足裏が傷つく可能性があります。また、長時間、氷などに接着していることで皮膚に凍傷を起こすのです。

対処法
・凍った地面を避ける。
・もしくは、犬用の靴などを検討する必要があります。

■雪道などによる凍傷

雪道などによる凍傷

道路や歩道に散布された雪解剤は、犬の足裏などに刺激を与え怪我することも考えられます。また、鋭利な状態にある氷などで肉球の怪我ども起こしかねません。

対処法
雪道などを歩く場合は靴を履かせる。
靴を履かない場合は、薬剤などがついている可能性を考慮し足を綺麗にする。

■暖房器具によるやけど

暖房器具によるやけど

一番多いと言えるのがヒーターとの接触です。暖房器具である電気ストーブに誤って体が触れてしまったり、暖炉により火の粉が触れてしまったり、暖房器具のそばで長時間眠ってしまうことで皮膚のやけどが見られます。

対処法
暖房器具に近寄れないようにしておく。
長時間、暖房器具の近くにいないように注意を払う。

電気毛布やカイロは体に触れていると熱くなる事があります。長時間触れていることで、やけども起こし、皮膚の炎症を起こすこともあるので注意が必要です。

対処法
長時間体に触れないように、動けるスペースを作ることや、直接カイロを体につけるのはやめましょう。

愛犬が火傷や凍傷を負わないようにするためには、飼い主さんの管理がとても重要と言えます。

寒い冬を快適に過ごせるようにしっかりと管理をしてくださいね。また、もしも火傷をしてしまったら獣医師の診断を受けるようにしてください。



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