いつまでも甘えん坊で子どものように思える愛犬ですが、どの子もいつかはシニア犬となります。人間よりも急ぎ足で生きるわんちゃんは、小型犬や中型犬では7~8歳、大型犬で5~6歳からがシニア犬だと言われています。
「健康で長生きしてほしい」という飼い主さんの願いは、さまざまな介護グッズに活かされていると知っていますか? 今回ご紹介するのは、シニア犬との暮らしを楽しむ通販『ペットベリー』のオリジナル商品です。シニア犬向けの車椅子や介護服など、作り手の思いとともにお届けします!
目次
■シニア犬向け介護用品を取り扱う通販『ペットベリー』に取材!
今回インタビューするのは、シニア犬向けのドッグフード、介護用品、わんちゃんの車椅子など、幅広いわんちゃん用品を取り扱う通販ショップのペットベリーです。ペットベリーは既存の介護用品を販売するだけでなく、獣医師監修のオリジナル介護用品を作っていることでも有名です。
人間同様、わんちゃんも高齢化が進んでいるものの、シニア犬の介護をサポートする用品はまだまだ少ないのが現状です。そのため、飼い主さんの中には試行錯誤して補助器具を自作する人もいます。
そこで、ペットベリーは獣医師の目線から、シニア犬はもちろん介護をする飼い主さんの負担も軽減させたいと考え、介護に適するサポート用品を作ることにしたそうです。
ペットベリーのオリジナル介護用品のポイントは? 作り手の思いとは? ペットベリー店長の圓さんに詳しくお聞きしたので、ぜひチェックしてみてくださいね!
■1:犬用車椅子 わんだふるウォーカー
『犬用車椅子 わんだふるウォーカー』は、足腰が弱くなったシニア犬の下半身を支える歩行補助器具です。歩行を補助することで、愛犬に少しでも長く歩いてもらうことを目的としています。筋力の低下をおさえ、寝たきり予防につなげます。
わんだふるウォーカーには2種類あります。
・わんちゃんの体型に合わせて作るオーダーメイドタイプ
・サイズ調節機能がついている調節タイプ
愛犬に合った車椅子を選ぶことができます。
―作り手の思いを教えてください。
筋力の低下で歩行が難しくなってきたシニア犬に、少しでも長く自分の足で歩行できるようにとの思いで作りました。それと同時に、歩行補助をする飼い主さんの体力面・精神面・費用面の負担を少しでも軽減できるようにと考えました。
<商品詳細>
犬用車椅子 わんだふるウォーカー
HP:http://www.petvery.com/html/page11.html
■2:犬の介護服 カバーオール
『犬の介護服 カバーオール』は、M~5Lのサイズ展開があり、寝たきりのシニア犬にも着させやすい介護服です。
犬の介護服 カバーオールは、
・ベビー服にも使われるノンホルマリン加工の生地を使用
・赤ちゃんの肌着と同じく、縫い目が表になっているため肌に優しい
・背中開き構造のため、寝たきりのシニア犬にも着せやすい
・着たままトイレができるよう股部分が広く開いている
などのポイントから、シニア犬に優しい作りの介護服となっています。
―作り手の思いを教えてください。
体温調節が苦手になるシニア犬の防寒対策として、そして、バリア機能低下により皮膚が弱くなりがちなシニア犬の肌を、アレルゲンなどの刺激から保護するために開発した機能性ドッグウェアです。
犬目線から肌に優しいこと、飼い主目線から着せやすいことを重視して作りました。
<商品詳細>
犬の介護服 カバーオールの詳細
HP:http://www.petvery.com/html/page182.html
■3:ペット介護用 低反発ベッド
『ペット介護用 低反発ベッド』の最大の特徴は、NASAが開発した人間の介護クッションなどにも使われる、低反発衝撃吸収フォームを使用していることです。低反発衝撃吸収フォームは、長時間体を横たえても血行を妨げず、体圧を軽減してくれるそう。
また、制菌加工された高通気のカバーで付着した菌の増殖を防ぎます。低反発フォームには防水カバーがついているため、粗相をしても安心。通気性がよく、すぐに乾くのもうれしいポイントですね。
その他、両サイドに取手がついているためシニア犬の室内移動にも便利です。使用しないときは取手をベッドの下に折り込んでしまえるので、愛犬が足を引っかける心配もありません。
―作り手の思いを教えてください。
シニア犬になると、寝ている時間が増えるため褥瘡(床ずれ)が起きやすくなります。それを予防するために、体の圧力が分散できるマットを開発しました。要介護のシニア犬が寝ることを考えた構造になっています。
<商品詳細>
ペット介護用 低反発ベッド
HP:http://www.petvery.com/html/page178.html
■4:介護用 食事補助クッション
『介護用 食事補助クッション』は、獣医師監修のもと作られた介護クッションです。寝たきりのシニア犬の食事補助として使用します。
食事補助クッションは、水分をはじくための撥水生地を使用しているので、食事をこぼしても簡単に拭き取ることができます。また、裏面には滑り止めがついているので、しっかり固定できるのもポイント。
その他、中材の量を調節することで、お好みの硬さに調節可能という点もうれしいですね。中~大型犬は姿勢を保たせるのが大変なので、その補助として硬さを調節したクッションを使うと便利です。
―作り手の思いを教えてください。
寝たきりのシニア犬介護は難しく、横向きの寝た状態のままで飲食をすると誤飲の原因になります。食事をする際や水を飲ませる際は、犬の上体を起こし、伏せをした状態で与える必要があります。
それが中~大型犬の場合、体を支えながら食事を与えるのは困難です。そんなシニア犬介護をする飼い主さんの負担を軽減するため、食事姿勢をサポートする補助クッションを獣医師とともに開発しました。
<商品詳細>
介護用 食事補助クッション
HP:http://www.petvery.com/html/page177.html
■5:わんちゃんの介護の知識・ケア方法を身につけましょう
シニア犬の介護は難しく、早いうちから介護の知識やケアの仕方を身につけておく必要があります。「うちの子はまだ……」と目を背けるのではなく、さっそく今からシニア犬の介護について学んでおきたいものです。
シニア犬介護に向けたオリジナル商品を販売するペットベリーは、全国どこでも送料540円で配送可能です。また、ホームページでは獣医師による連載コラムなど、幅広い情報をチェックできます。ぜひチェックしてみてくださいね!
愛犬と少しでも長く暮らすために、元気に過ごしてもらうために……。筆者も少しずつ介護の知識を身につけようと考えています。そして、みなさんを共有していきたいと思います。
【取材協力】
※ ペットベリー 圓史緒理店長
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【画像】
※ ペットベリー
※ Annette Shaff, Maria Ulzutueva / Shutterstock
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