近ごろは全国各地、様々な場所で猫にまつわるイベントが開かれています。そんな中でも注目したいのが、下町情緒漂う東京・文京区湯島で2019年9月10日(火)〜29日(日)まで開催予定の「湯島ねこまつり」。
今回は、主催者の海老原さんにイベントの詳細や見どころなどを教えていただきました!
■下町情緒漂う湯島地域で、猫も人も幸せに
―本日はどうぞ宜しくお願いいたします。早速ですが、「湯島ねこまつり」は、どういったイベントなのでしょうか?
海老原さん:「湯島ねこまつり」は毎年2月と9月の年2回、20日間にわたって東京・文京区の湯島地域で開催しているイベントです。下町情緒漂う湯島地域で、猫を通してお客様に楽しんでもらいながら猫も人も幸せになれるよう、そして湯島地域の活性化を願い、開催し始めました。
―本イベントを企画・開催するきっかけはなんだったのでしょうか?
海老原さん:今から5年ほど前にこの地域で自身のお店を始めたのですが、このあたりは繁華街でも商店街でもないのでなかなか集客が難しく、お客様に来ていただくために何かできないかと日々、考えていました。
そんなとき、近所に保護猫カフェの「ネコリパブリック」がオープンしたんです。私自身、猫3匹と暮らしている大の猫好きなので、「猫」という共通のキーワードで何かイベントができないかと思い、近所の「サカノウエカフェ」にも声をかけました。第1回目は3店舗でスタートしたんです。
―それが現在ではたくさんのお店が参加するほどのイベントになったんですね!
海老原さん:はい。今年は現時点で16店舗が参加する予定です。
■猫友もできる「ねこまつりツアー」とは?
―イベントではどんなことが楽しめるのでしょうか。
海老原さん:参加店舗がそれぞれ趣向を凝らした猫にまつわる「もの・こと・食べもの」を用意しています。各店舗を巡るスタンプラリーや、妻恋神社では限定御朱印をゲットできます。また、毎回人気の「ねこまつりツアー」の参加もおすすめです。
―「ねこまつりツアー」とは、どんなものなのでしょうか。
海老原さん:ツアーコンダクターが各店舗へお客様をご案内して回ります。「ねこまつりツアー」は毎回人気でおひとりさまの参加者も多いんです。猫好きさん同士で仲良くなってツアー終了後も一緒に回られ、交流を深めている方もいますよ。
―猫好きさんは普段、猫仲間となかなか出会う機会がないからこそ、盛り上がりそうですね!
海老原さん:そうですね。お客様からは「参加店舗が多彩でおもしろい」「ツアーで猫好きな方々と一緒に回って楽しかった」「スタンプラリーで全店舗制覇を目指して燃えました」といった声をいただいています。また、サカノウエカフェの猫モチーフスイーツも行列になるほど大人気なんです(写真は昨年の猫モチーフスイーツ)。
■今年はねこフェス&お寺で落語を開催!
―様々な企画が楽しめる「湯島ねこまつり」ですが、今回はどんな見どころがあるのでしょうか?
海老原さん:今回は新規店舗が3店舗加わり、参加店舗は全16店舗となりました。そして、初開催の企画として猫グッズのクリエイター達による物販やワークショップ、保護猫譲渡会をつめこんだ「ねこまつりフェス」や、猫の落語を近所のお寺で開催する予定です。
また、毎年9月の開催では調理師専門学校の学生たちによるカフェもオープンするので、そちらもチェックしてほしいです(写真は昨年のカフェメニューの一部)。
―イベント時は、「ニボシー」というユニークな通貨が使えるそうですが、これはどんなものなのでしょうか。
海老原さん:「ニボシー」はスタンプラリーでスタンプを集めた数に応じ、参加店舗で使える「ねこまつり通貨」のことです。100ニボシーは100円として使用できます。
―なるほど! 「湯島ねこまつり」は斬新なアイデアがたくさん盛り込まれていて、おもしろいですね!
海老原さん:リピーターの方も多いので、毎回来ていただいている方にも楽しんでいいただけるよう、新店舗の参加や新しい企画を開催できるように考えています。「湯島といえばねこまつり!」と思ってもらえるくらい、ねこまつりが浸透するよう、頑張りたいです!
「湯島ねこまつり」には、大人も子どももワクワクできる仕掛けがたくさん。なお、イベントに伴い、SNS上では「ねこまつりフォトコンテスト」が開催されているそう。もしかしたら、あなたの猫ちゃんが次回ねこまつりのポスターになるかも!? 興味を持った方はぜひ、公式サイトと共にSNSもチェックしてみてくださいね。
<取材協力>
湯島ねこまつり 海老原さん
HP:https://nekomatsuri.com/cat-fes
Twitter:https://twitter.com/yushima_neko/media
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※ 湯島ねこまつり
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