ねこちゃんが遊んだり、運動したりできる“キャットタワー”は、飼育時に揃えておきたいマストアイテム。しかし、種類が豊富にあるので、どんなものを選んだらいいのか悩んでしまうこともあるのではないでしょうか。
そこで今回は、筆者の自宅にあるキャットタワーを参考にしながら、キャットタワー選びのポイントを解説していきます!
■後悔しないキャットタワーの選び方
(1)台座が複数ある
我が家で使用しているのは、こちらのキャットタワー。
ねこちゃんは、より高い場所に登って力の強さをアピールしたり、まわりの様子を見渡すことで落ち着いたりする動物です。
このような特徴から、多頭飼いであるのに台座がひとつしかないと、いつも同じ子が高い場所を独占してしまい、猫同士の関係が上手くいかなくなってしまうことも……。
しかし、みんなが一度に台座登ってリラックスできるようなキャットタワーなら、争いが起きずに仲良く過ごせるかもしれません。
(2)全年齢のねこちゃんが使えるか
キャットタワーを購入するときは、全年齢のねこちゃんが使えるものを選びましょう。子猫を育てていると、子猫用の低いキャットタワーを購入しようか迷うかもしれませんが、長く使用したいのであれば、一般的な高さのキャットタワーを購入するのがおすすめです。
ただし、その際は子猫期や老猫期になっても使用できるよう、階段が設けられているキャットタワーを選んでください。
また、階段が取り外し可能なものなら、成猫期に思いっきり上下運動を楽しませてあげられますよ。
(3)飼い猫の体重に合せたキャットタワーを選ぼう
キャットタワーは大きく分けると、床に置くだけの“据え置きタイプ”と、天井に固定できる“つっぱりタイプ”の2つ。
我が家の愛猫は、比較的体重が軽いので、据え置きタイプのキャットタワーを用意しました。メインクーンやノルウェージャンフォレストキャットなど、大型猫種を飼育している場合は、つっぱりタイプのキャットタワーの方が安心です。
登ろうとしたときに、体の重みでキャットタワーがぐらつくと、恐怖を感じて使用するのをやめてしまうかもしれません。大型猫種や肥満ねこちゃんを飼っている場合は、注意して選びましょう。
(4)爪とぎができるか
爪とぎもできるキャットタワーなら、ねこちゃんもさらに気に入ってくれるはず。ねこちゃんは、爪とぎにより自分のニオイをつけることで、「これは私の所有物」とアピールします。
そのため、爪とぎをさせられたらキャットタワーが、ねこちゃんの所有物になりやすくなり、飼い主さんも「使ってくれない……」と悲しい思いをしなくて済みます。
キャットタワーは支柱で爪とぎができるよう、麻紐が巻かれていることが多いですが、中には支柱の一部にしか麻紐が巻かれていないものもあります。
全面にしっかりと麻紐が巻かれているものを選んで、思いっきり爪とぎができるようにしましょう。
キャットタワーは、キャットウォークとは違い、手軽に設置できるのが利点です。最近では、ドアに取り付けられるタイプも発売されているので、間取りや飼い猫の体重、種類などを踏まえながら、適したものを導入しましょう。
【関連記事】
※ 本当に安心なものが知りたい!愛猫に食べさせたい「おすすめの猫缶」4選
※ 愛猫家がリアルに思う!「猫を飼っていてよかったと思う瞬間」5選
※ うれしいの?怒ってるの?「猫のしっぽ」からわかる猫の気持ち
【画像】
※ ANURAK PONGPATIMET / Shutterstock
戻る
みんなのコメント