暑い毎日が続きますね。水分補給をこまめに行わないと人間と同じように、愛犬も熱中症にかかることがあります。犬の熱中症対策で重要なことは、体温が上がる前にケアをする・予防をすることです。こまめな水分補給を心がけて暑い夏を乗り切りましょう。この記事では、効率よく水分を摂取する方法を解説していきます。
ヤギミルク
ヤギミルクにはわんちゃんの母乳に近い成分が含まれ、栄養価が高いといわれています。消化も良いので、特にシニアのわんちゃんや体力が落ちているときにおすすめです。ヤギミルクはミルクの液体そのままの商品と粉末になっている商品とがあります。
液体を冷蔵庫で保管している場合は、常温に戻してから、はじめは少量ずつ与えることをおすすめします。冷たいままのミルクは下痢の原因となるので、与える際の温度には注意しましょう。
ペットスエット
ペットの体液に近いイオンバランス飲料で、愛犬用にペットボトルが販売されています。水分・イオンを素早く吸収し、皮ふ・被毛の健康維持をサポートするパントテン酸カルシウムやオリゴ糖(ラクトスクロース)も配合されており、お腹の環境を整えるのに役立ちます。以下、おすすめの使用用途です。
・暑いときや普段の飲み水として
・水分が足りないと感じたときに
・おなかを健康に保ちたいときに
・お散歩など外出時、運動時に
最近では、スティックタイプの経口補水液がゼリーになったものも販売されており、防災の備えにもおすすめです。
スープやウエットフード
普段の食事の際にスープやウエットフードを取り入れて見るのも良いでしょう。スープは粉末でお湯を注ぐだけの簡単なものもあります。食事と水分を合わせることで効率よく水分を摂取することができます。手づくりのスープを作る際は、わんちゃんは野菜の消化が苦手なため、食材を小さく刻み、食物繊維が柔らかくなるようによく茹でて与えましょう。その際に、中毒になるネギやにんにくなどを入れないように注意が必要です。
スープが余った場合は、小分けにして冷凍保存するのがおすすめです。製氷皿でつくると自然に小分けになるのであげやすいかもしれせんね。
いかがでしたでしょうか。人間は意識的に水分補給を行うことができますが、愛犬は意識して水を飲むことはできません。また、愛犬が必ずしも飼い主の意図を理解し、みずから進んで水分を摂取してくれるものではありません。わんちゃんの好みに合った水分補給を見つけ、脱水や熱中症にならないようこの暑い夏を乗り切りましょう。
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