トリミングサロンでのオーダーはどのようにされていますか?馴染みのサロンであれば、「前回と同じ感じ」や「去年の夏くらいの長さで耳だけ長めに残して」などイメージにズレが生じることは少ないと思います。
そこで、今回はこれからわんちゃんを家族に迎える方や新しいサロンを開拓しようかと考えている方におすすめのオーダー方法をご紹介します。
オーダーには写真の持参がおすすめ
トリミングサロンでカットをしてもらう時、イメージ画像を持参したことはありませんか?口頭で伝えることもできますが、写真を見せる方がトリマーとイメージのすり合わせもしやすいですよね。複数の写真があれば「全体はこんなイメージ・顔回りはこのくらいの長さ・後ろは長めで」など、理想のカットを具現化できると思います。
トリマーも同じで、イメージ画像があれば「このスタイルならいまの状態でもできますよ」「今の長さだとまだ足りないので、次に完成できるようにカットしていきますね」などの判断ができ、飼い主さんにも説明がしやすいです。
また、飼い主さんの好みが把握しやすいので、毛量などで希望通りに仕上げることが難しい場合でも、トリマーから「この部分は毛量が足りないのでこのようなカットはどうですか?」などの提案がしやすくなります。ぜひイメージ画像の持参がおすすめです。
イメージのすり合わせが大事
愛犬のトリミングに行って、「伝えたオーダーと違う…」と感じた飼い主さんも多いかと思います。根本的に技術が足りずイメージ通りにカットできなかったなどの理由もありますが、多くはトリマーと仕上がりイメージの共有不足が原因です。
例えば、【耳の毛は短く】というオーダーに対して、飼い主さんは「いつも口元より下の方で切ってるから口元くらいの短さ」をイメージ。それに対してトリマーは「短めだから、耳淵くらいまで切ろう」とイメージ。この時点で耳のカットの長さだけでもイメージが異なっているため、仕上がりの印象は違いますよね?
このようなイメージの違いを防ぐためにも、写真の準備や具体的にわんちゃんの身体を触ってこのくらいの長さなど、しっかりと目視でお互いに確認できるようにしましょう。
イメージ通りに仕上がらないカットも!?
人であればワックスやスプレーなどを使用して、さまざまなカットが思い通りにできることが多いですが、わんちゃんはそういう訳にはいきません。毛量や毛質によって、イメージ通りに仕上がらない場合もあります。
例えば、毛量の少ない子にアフロヘアーの様なボリューミーな髪型にしてください!とオーダーしても、物理的に毛量が足らずスカスカで、お散歩に出れば風でペタッとしてしまいます。カット後すぐは可愛いかもしれませんが、数日で「イメージと違う」と感じることがあるかもしれません。トリマーと事前に相談して、イメージに近づけるかどうか確認しましょう。
今回は、初めてトリミングする場合のオーダー方法のポイントについてお話させていただきました。わんちゃんにも、毛量の毛質の違いなど個性がありますが、愛犬が似合うカットを楽しんでくださいね。
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