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冬キャンプもおすすめ!愛犬と一緒にキャンプに行くときの注意点とは

miyu

JCSA 認定「動物看護士」
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冬キャンプもおすすめ!愛犬と一緒にキャンプに行くときの注意点とは

最近流行りのアウトドアですが、冬でも愛犬と一緒にキャンプを楽しむことができます。今回は愛犬と一緒にキャンプをする上での注意点や準備しておくといいものを紹介します。

■キャンプの事前準備

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(1)ワクチン接種

年に一度の混合ワクチンと狂犬病の予防接種は必ず済ませておきましょう。自然豊かなキャンプ地には、感染症を媒介するダニや野生動物がいることも少なくありません。

特にネズミの糞尿からわんちゃんに感染する病気があるので注意が必要です。なお、8種類以上のワクチンを打っていれば、この病気は未然に防ぐ事ができます。キャンブに行く機会が多い場合は、ぜひ8種以上の混合ワクチンを打つことをおすすめします。

(2) ノミ・ダニ対策

森が近くて植物が生い茂っているようなキャンプ地の場合、駆虫薬をしてからキャンプに行くようにしましょう。

特に注意しなければならないのが笹の葉です。笹の葉の裏にはマダニが隠れていることが多いです。キャンプ地で愛犬と思いっきり遊ぶためにもノミ・ダニ対策は事前にしっかりしておきましょう。

(3) ドライブに慣れる練習

もし愛犬が車に長時間乗った経験がないのであれば、事前にしっかり練習しておきましょう。個体差はありますが、愛犬も人間と同じで車酔いをすることがあります。

また車に対して恐怖や不安を持つ子もいます。そのため、短時間のドライブでもいいので、キャンプに行く前に何度かドライブをしましょう。

車酔いが激しい場合には、車に乗るのを避けることがベストですが、どうしても難しい場合には、動物病院で酔い止めを処方してもらうことも一つの案です。また愛犬が安全かつリラックスできるように、犬用のドライブシートを準備するのもおすすめめです。

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(4) ペット可のキャンプサイトか確認

最近はペット可のキャンプサイトも増えてきましたが、必ずしもペット同伴が可能なわけではありません。

いつも利用している場所であっても、年度によってはルールや条件が変わることもありますので、トラブルを避けるためにも、ペット可のキャンプサイトかどうかをきちんと確認することが大切です。

中には「小型犬までOK」と言ったような条件付きのところもあるので注意しましょう。また、ドッグランが併設されているようなキャンプサイトの場合、ワクチンの証明書が必須なケースも多いので、念のため狂犬病ワクチンの証明書などは持参するといいかもしれません。

■愛犬とキャンプ!当日必要なものとは

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キャンプをする上で必要なものを事前に用意しておきましょう。大部分が愛犬とお散歩に行く時に必要なものと同様なので、今回はそれ以外のものについて記載します。

食料

フードは普段食べているものをジップロックなどで一回分ずつに分けておきましょう。

長距離の移動や慣れない環境でストレスがかかることも考えられるので、愛犬が好きなおやつも必ず用意してください。その際ペーストタイプのおやつも用意しておくと、水分摂取も同時にできるので安心です。

水も用意した方がいいのですが、人間用のミネラルウォーターはわんちゃんにとってあまり好ましいものではありません。また飲みかけのものは細菌も繁殖するため下痢につながります。水道水が近くにある場合はそれを利用することをおすすめします。

また犬用の飲料水がペットショップなどに売られているので、念のために用意して置くと熱中症対策にもなって安心です。

フード・水を入れる容器

好みもあると思いますが、なるべく軽くて割れにくいものを選びましょう。

ウェットシート
フードの容器を拭く時やわんちゃんが粗相をした時にも役立ちます。ペット用のものが一番ですが、人間用のものを使用する場合は、皮膚の健康のためにも必ずノンアルコールのものを使いましょう。

防寒具

天候や夜間の冷え込みに備え防寒具も用意しましょう。ブランケットや犬用の洋服があると安心です。洋服はノミ・ダニがつくことを防ぐ役割もあるので、害虫対策の側面からもおすすめです。

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折りたたみサークル

テントを立てる時など、人間の目が愛犬から離れる時が一番脱走の危険があります。

中にはリードを杭どめしている方もいらっしゃるかもしれませんが、路面状況次第では杭が抜けて愛犬が脱走してしまうリスクが高いので、安全性が高いとは言えません。

杭が抜けたことにより迷子になってしまった犬の迷子チラシを何度か見た事があります。そのため、杭どめするだけではなく、折りたたみサークルなどの屋根付きの空間に愛犬を入れて置くことができれば安全性が高まるのでおすすめです。

また夜寝る時もそこをトイレにしたり、愛犬の寝るスペースにしたりなど、様々な用途で使う事ができます。

 

人間だけの場合は行き当たりばったりの旅も楽しいかもしれませんが、愛犬を危険にさらさないためには、十分な事前準備が必要です。

特に先ほどお話した事項については、基本的な内容になりますので、しっかりと確認した上でキャンプに臨みましょう。普段とは違う自然豊かな場所で素敵な思い出を「安全」に作ってくださいね。

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