愛犬の健康や成長に大きく影響するのがドッグフードです。どのドッグフードを選んだらよいか、悩んだ経験をお持ちの方も多いでしょう。さまざまな商品が販売されているため、悩んでしまうのも無理はありません。
本記事では、ドッグフードの選び方・切り替え方・保存方法などについて紹介します。
■ドッグフードの選び方
ドッグフードには、総合栄養食・間食・その他目的食・療法食があります。健康なわんちゃんに毎日の食事として与えるために作られているのが「総合栄養食」です。
総合栄養食は、なるべく具体的な原材料名が記載されていて、合成添加物が少ない商品を選びましょう。また、賞味期限内に食べきれる量を購入することも大切なポイントです。
ドッグフードは、子犬用・成犬用・シニア犬用など、ライフステージによって商品が分かれています。パッケージを確認して、愛犬に合った商品を選んでください。
■ドッグフードのグルテンフリーとグレインフリーとは?
ドッグフードには、グルテンフリーやグレインフリーの商品もあります。
・グルテンフリー……小麦・大麦・ライムギから生成される「グルテン」を使用していない
・グレインフリー……小麦やトウモロコシなどの穀物を使用していない
グルテンフリー・グレインフリーのドッグフードがあるのは、わんちゃんが肉食系雑食性であるためです。
わんちゃんによっては、穀類の消化が得意ではありません。ドッグフードが合わず下痢や炎症などを起こしている場合、グルテンフリーやグレインフリーのドッグフードで落ち着く可能性があります。
気になる症状があるときは、まずかかりつけの動物病院で相談してみましょう。
■ドッグフードの切り替え方は?
ドッグフードの切り替えは慎重に進める必要があります。急にドッグフードを新しいものにしてしまうと、消化不良による下痢や嘔吐を引き起こす可能性があるためです。
切り替えは「もとのフード90パーセント・新しいフード10パーセント」から始めます。様子を見ながら、少しずつ新しいフードの割合を増やしてみてください。
注意しておきたいのが、新しいフードのカロリーと量です。
カロリーが違うと、体重が増減してしまうでしょう。パッケージには体重ごとに目安となる量が記載されていますので、計算して適切な量を与えてください。
■ドッグフードの保存方法
ドッグフードは保存方法にも気をつけなくてはなりません。なぜなら、開封したドッグフードは空気に触れると酸化して、傷みやすくなってしまうためです。
酸化して味やにおいが変わると、食いつきが悪くなってしまうかもしれません。また、湿気によって細菌が繁殖すると、食中毒を引き起こすおそれがあります。
ドライフードの基本的な保存方法は以下のとおりです。
• 未開封時→冷暗所で保管する
• 開封後→密閉できる容器に入れて冷暗所に保管して1か月を目安に消費する
ドッグフードの保管には、専用のフードストッカーを使う方法がおすすめです。フードストッカーには、真空タイプや密閉できるタイプなどがあります。新鮮なフードを与えられるよう、フードストッカーを活用してみましょう。
■愛犬に合ったドッグフードを選ぶことが大切
愛犬に毎日の食事として与えられるのが「総合栄養食」です。新しいドッグフードに切り替えるときは、少しずつ比率を変えて切り替えるようにしてください。ドッグフードによってカロリーは違うため、パッケージに記されている目安量を参考にしましょう。
購入後のドッグフードは、傷まないよう冷暗所で保存する必要があります。保存には、フードストッカーを活用すると便利です。
さまざまな種類がありますので、愛犬の年齢・体調・好みなどに合わせてドッグフードを選んでみてくださいね。
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