キャリーバッグはさまざまな種類があるので、どれにしようか悩む方も多いのではないでしょうか。わんちゃんのサイズやどのような場面で使うのかなど、しっかりと考えて購入することが大切です。
そこで今回は、わんちゃんのキャリーバッグ選びで大切な“3つのポイント”についてご紹介します!
■ハードとソフト、あなたが欲しいのはどちらのタイプ?
キャリーバッグには、ハードとソフトの2タイプがあります。
ハードタイプは、プラスチックやステンレスなど、丈夫な素材が使われているのが特徴です。災害時、飼い主さんと同行非難した際にも大いに役立ちます。犬を飼い始めたら、必ず一つは持っておきたいタイプです。
ソフトタイプは、ナイロン、綿、レザーなどの素材に、メッシュ素材を組み合わせた作りとなっています。デザイン性と機能性が高く、種類も豊富なので複数持ちする飼い主さんが多いです。
■飼い主の好みより「愛犬の意見」が大事!
キャリーバッグを選ぶ際に抑えておきたい“3つのポイント”があります。
ポイント1:使用目的を考える
旅行、近所へのお出かけ、ドッグカフェ、動物病院など、生活の中にキャリーバッグが必要となる場面があります。移動中や目的地での過ごし方など、使用目的をイメージしてキャリーバッグのタイプと種類を絞り込みます。
ただし、電車などの交通機関では使用できない種類もあるので、事前に調べるようにしましょう。
ポイント2:愛犬の意見を聞く
愛犬が心地よく過ごせることが、最も重要です。実際にショップに愛犬を連れて行き、キャリーバッグに入れて、反応を確認してみましょう。
最も反応が良かったキャリーバッグが見つかったら、わんちゃんを入れた状態のまま、持ち心地や自分の装いの傾向と合っているかをチェックしてみると、自分に合ったアイテムを選択できます。
ポイント3:犬がバッグ内で回転できる
キャリーバッグの中で、わんちゃんが自由に回転できるかを確認しましょう。例え短時間でも窮屈な空間で過ごすのは、わんちゃんにとって大きなストレスとなるので、適正なサイズを選びましょう。
■個性豊かで機能性に優れたキャリーバッグがたくさん!
ハードタイプの特徴は、なんといっても丈夫なこと。車や電車など、比較的長時間の移動に適しています。両開き扉、上部が開閉式、シートベルト通し、折りたたみ式など、仕様がメーカーによって異なります。
ソフトタイプのキャリーバッグは、6種類(トート、マシュマロ、リュック、スリング、キャスター付き、カート)あります。カートを除き、どの種類も軽量です。
(1)トートタイプ
耐久性があり、比較的長時間の移動に向いています。安定性が高く、自立します。肩掛けベルト付きで、収納が多いタイプが人気です。
(2)マシュマロタイプ
クッション性がありベッド代わりにもなるので、ドッグカフェに連れて行く際などにおすすめです。柔らかい素材ですが自立します。
(3)リュックタイプ
前に抱える、もしくは後ろに背負うので、両手を自由に使えます。わんちゃんの様子がわかる、前に抱えるタイプは人気です。特に小型犬向きのアイテムとなっています。
(4)スリング
肩から斜め掛けして、前面にわんちゃんを入れます。飼い主さんの心臓の音がすぐ近くに聞こえるので、わんちゃんの安心感が高いです。重量のあるわんちゃんには不向きなアイテム。
(5)キャスタータイプ
電車などを利用する機会があり、長距離移動が多い方向き! キャスター仕様以外にも、3WAY、4WAYのものもあります。
(6)カートタイプ
種類によっては、わんちゃんの乗車部分を取り外して使用できます。長距離移動が多く、多頭飼育の方向きです。
また、交通機関によっては使用できない場合があるので注意が必要です。
デザイン性と機能性が高いだけでなく、季節感のある素材で快適さをアピールしたキャリーバッグなども販売されています。どれが愛犬との生活を向上させてくれるか、よく考えた上で選んでくださいね。
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【取材協力・画像】
※: Little Moon / Shutterstock
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