わんにゃとの暮らし

意外な場所が犬のトイレに!? ペットとスッキリ暮らすための「部屋づくり」

整理収納アドバイザー 大塚奈緒

整理収納アドバイザー
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意外な場所が犬のトイレに!? ペットとスッキリ暮らすための「部屋づくり」

20231016日情報更新

本当はインテリアにこだわりたいのに、ペットがいるから……とあきらめている飼い主さん、いませんか? ペットが過ごしやすい部屋にするのはもちろんだけれど、人間だって気分が上がるステキなお部屋に住みたい!

意外な場所が犬のトイレに!? ペットとスッキリ暮らすための「部屋づくり」
出典:わんにゃ365

そんなインテリア好きさんに、私流、ペットと暮らすインテリアの楽しみ方をご紹介します!

■意外と気付いていない生活感

あるお宅におじゃましたとき、筆者が片付けの仕事をしていることから、「ココを変えたらもっとスッキリするとか、ステキになるとか、アドバイスがあったら教えてください!」と言われました。

そのときにアドバイスをしたのが、わんちゃんのトイレ。リビングの真ん中に、トイレがドーンと置いてあり、せっかくのステキなインテリアが勿体ないと思ったんです。

かわいい愛犬のトイレですが、トイレはトイレ。インテリアの観点から見れば、ステキとは言いづらい。もし、リビングに置くのなら、ちょっと高価なオシャレなトイレがオススメ。フチがステンレスなど、スタイリッシュなトイレが売っています。

また、トイレだけでなくケージも常に目に触れる場所に置くのなら、インテリアに馴染むオシャレなケージを使うと一気にお部屋に高級感が出ます。

ペット用品はカラフルなアイテムが多く、生活感が出てしまいがち。色や素材に統一感を持たせることで、ペット用品が悪目立ちするのを防げます。

意外な場所が犬のトイレに!? ペットとスッキリ暮らすための「部屋づくり」
出典:わんにゃ365

我が家の場合、もともとものを置くのが好きではないので、わんちゃんを迎えてからもスッキリとした生活を続けています。そんな我が家の愛犬のトイレを中心に、わんちゃんと一緒にスッキリ暮らすための工夫を説明します。

■ケージは意外とスペースを取る!

我が家には犬用ケージがありません。ケージがあった方がよいのか、ない方がよいのかは、わんちゃんの専門家ではないのでわかりませんが、ブリーダーさんから「必要なのは2ヶ月くらい、あとはフリーで大丈夫」とアドバイスをいただきました。

わんちゃんと暮らすには、当たり前のように必要なのかと思っていたケージですが、2ヶ月しか使わないなら勿体ない。しかも、我が家は部屋が長方形で、どこに置いてもケージがじゃまになってしまいます。

そこで、ケージ代わりになる場所を作ることに決めました。苦肉の策でしたが、場所は冷凍庫置き場に決定。

意外な場所が犬のトイレに!? ペットとスッキリ暮らすための「部屋づくり」
出典:わんにゃ365

この冷凍庫を退かせば、子犬のお部屋を作ることが可能です。筆者はわんちゃんの専門家ではありませんが、片付けの専門家。何かを入れるときは、何かを出してからが原則。特に、大きい家具を次々に入れていたら部屋が狭くなります。

ケージを入れるなら、ケージと同じくらいの大きさの家具を家から出すのがよいでしょう。部屋が狭くなることなく、わんちゃんも人間も快適に暮らせるのが一番です。

テレビボードの隣に置いていた棚をどかして、ケージを置くなど、もともと家具が置いてあったところに収まるようにすることで、部屋が狭くならずにすみますよ。

ほかにも、押入れの下段などをケージ代わりに使うのもオススメです。

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出典:わんにゃ365

押入れの扉を外し、床にはタイルカーペットやクッションフロアを敷くとよいでしょう。上段に犬用グッズを収納すると、動線的にも無駄が出ず、お世話もスムーズに行えます。

上段だけカーテンやロールスクリーンを付けると、見た目にもスッキリしますね。我が家の愛犬も子犬のころは、筆者の外出時や夜に、ココをケージ代わりに使って過ごしていました。

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出典:わんにゃ365

愛犬がまだ小さく力がなかったときは、布製のベビーゲートを扉の代わりに使っていました。

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出典:わんにゃ365

布製でロール状になっているため、融通が利きます。

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出典:わんにゃ365

広く使うこともできるので、とても便利ですよ!

 

■お部屋がオールトイレに!

ブリーダーさんの助言通り、2ヶ月もするとトイレの失敗がなくなりました。体も大きくなってきたので、完全フリーにして今までケージ代わりだった場所はすべてトイレに。

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出典:わんにゃ365

我が家の愛犬は、予想よりはるかに大きくなりました。その辺りも考慮して、スペースには余裕を持つとよいですね。このスペースは完全にトイレと化し、徐々に機能が充実していきました。

収納とは詰め込むことではなく、使っているものを使いやすく収めることです。愛犬愛猫のお世話グッズも、使いやすく収めてくださいね。

■超機能的トイレ!

意外な場所が犬のトイレに!? ペットとスッキリ暮らすための「部屋づくり」
出典:わんにゃ365

こちらが、我が家の愛犬専用、至れり尽くせりのトイレです。機能的であるということは散らかりにくい、ということでもあります。

愛犬愛猫のお世話をするために、部屋を行ったり来たりしていませんか? 一緒に使うものは一緒に、使う場所の近くに収納することで、出しっぱなしを防ぐことができます。

トイレのお世話をするとき、エサをあげるとき、何を使っていますか? 行動動線に従って使っているものを収納すると、お世話がスムーズになり部屋も散らかりませんよ。

いかがですか?

部屋をスッキリさせると、誤飲などの防止にもつながります。ペットも人間も過ごしやすい部屋を作って、インテリアも楽しんでくださいね!

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