近年はペットを取り巻く医療も発達してきており、わんちゃんやねこちゃんも長寿化しています。
大切な家族であるわんちゃん・ねこちゃんに対して飼い主さんがどんなケアやサポートができるかを、愛玩動物飼養管理士でもある筆者が京都中央動物病院の院長・村田裕史先生に伺いました。
■犬と猫の健康のためにできることとは?
古川:「私も実際に3匹の愛猫と生活しています。普段からねこちゃんの健康には気をつけていますが、たまに体調が悪そうなときがあるのです。そんなとき、病院へ連れて行くべきなのか、しばらく様子を見たほうがいいのか、なかなか判断できないときがあって……。飼い主さんでは、誰もが経験したことがあることだと思いますが、こんなときはどうしたらよいのでしょうか?」
村田先生:「そう悩んだときは電話やメールなどで動物病院に相談してほしいです。例えば痙攣(けいれん)ひとつ取ってみても、詳しく症状を調べてみないと本当の原因が分からない場合があります。飼い主さんだけで判断したり、考え込んだりせず、獣医師の診断を受け、治療を一緒に選択していきましょう。
近年はネットの情報などで飼い主さんがペットの健康状態を判断する傾向がありますが、正しくないものも多いです。ネットの情報を鵜呑みにせず、かかりつけの病院を持ち、相談ができるようにしておくことが大切です。」
最先端技術を駆使した治療も
古川:「ペットの体調が心配なときはまずは専門家に相談するということが、大事なのですね。獣医師さんに相談して治療することになった場合、さまざまな選択肢があるかと思います。こちらの病院では最先端の技術を駆使した治療を導入されているそうですが、どのようなものがあるのでしょうか?」
村田先生:「例えば、当院では特殊なレーザーによるがん治療も行っています。レーザー治療は外科手術より体に与える負担が少なくなるため、シニアや標準的な治療が難しい子にも有効的な治療法だと感じています。また、骨折の場合、“ロッキングプレート”とよばれるものを使用することがあります。これは骨折した動物への治療法として比較的新しい技術です。ロッキングプレートは骨が細い子や関節にごく近いところの骨が折れてしまったときに固定するのに良い選択肢とされています。
このように、最新治療ではわんちゃん・ねこちゃんに負担が少ないものもあるので、獣医師と相談しながらその子にあった治療法を決めていくということが大事です。」
古川:「体質や年齢などにあわせて、最先端の技術も検討しながら、その子に適した選択していくということは、私たち飼い主にとっても心強いです。こちらでは“アイ眼ドッグ”という目の検診も行っておられるそうですが、こうした定期健診を受けることも病気の予防や健康維持に繋がっていきますよね。」
定期検診の大切さ。アイ眼ドッグも来院が増えている
村田先生:「そうですね。近年、私の病院でも目の病気で悩むわんちゃん・ねこちゃんの来院が増えてきています。実は目の病気は他の病気によって引き起こされているケースも多いのです。病気は定期検診によって早期発見ができるものも多いので、ぜひ若い頃から定期健診や“アイ眼ドッグ”を受けながら、わんちゃん・ねこちゃんの健康を維持していきましょう。」
古川:「目の病気は、毎日の生活にも大きく影響するので、わんちゃん・ねこちゃんのために飼い主としてできることはしていきたいですよね。こうした目の病気を防ぐために、私たち飼い主ができることはなんでしょうか。」
わんちゃん・ねこちゃんのために私たち飼い主ができることとは
村田先生:「まず、簡単なものとして、目に毛が入るのを防ぐのが大事です。長毛の犬であれば、毛を結んで目に入らないようにしていきましょう。また、目の病気と皮膚疾患には密接な関係性があります。普段から皮膚を清潔に保っていくことも重要です。」
■ファンクラブでペットの健康を!
古川:「目の健康については、サプリメントなどもよく聞きますね。瞳のサプリメントといえば、わかさ生活さんの『ブルーベリーアイ』が有名ですが、同社はペット用の瞳のサプリメント『わんにゃブル』も発売しているそうです。実は村田先生自身もわかさ生活さんと深いつながりがあるとか?」
村田先生:「はい。実はわかさ生活さんがわんちゃん、ねこちゃんの飼い主さんのためのファンクラブを創設した当初から応援しています。きっかけは、わかさ生活さんの本社と病院が近所だったということですね。同じ地元“京都”から人と動物の暮らしや健康を拡げていきたいという想いです。
それとともに、わかさ生活さんの飼い主さんとわんちゃん・ねこちゃんとの時間をもっと幸せな時間にしていきたいという考えに共感し、ファンクラブを応援しはじめました。」
古川:「地元愛と動物への愛が、わかさ生活さんのファンクラブを応援されたきっかけだったのですね。実際に村田先生はどのような活動をされているのでしょうか。」
村田先生:「会員様へお届けしている会報誌で、獣医師ならではのアドバイスを盛り込んだコラムを連載させていただいています。季節ごとにかかりやすい病気や、気を付けてほしい病気などを取り上げ、わんちゃん・ねこちゃんの健康のために役に立つ情報をお届けできるよう、意識しています。」
古川:「なるほど。病院に行って獣医師さんと話さないと得られないような知識が会報誌を通して得られるということは大きな魅力ですね。特に季節ごとや年齢でかかりやすい病気は異なるので、その時々に獣医師さんからの正しい情報を届けてもらえるのは、私たち飼い主にとってとてもありがたいですね。」
村田先生:「はい、人と動物がいい関係を築いていくには、まずこうしたところで正しい知識を得ることが欠かせないと考えています。」
わんちゃん・ねこちゃんたちの健康が守られることを願って
古川:「では、最後に今後のファンクラブへの想いを聞かせてください。」
村田先生:「このファンクラブのコンセプトは、“わんちゃん、ねこちゃんとの健やかで幸せな時間”。そんなコンセプトに沿って、わんちゃん、ねこちゃんたちの健康を守ることができるよう、これからも会報誌を通じて情報を発信し続けていきたいと考えています。京都から全国に向けて、飼い主さんが参考にできる情報をお届けにしますので、ぜひ読んでいただきたいです。」
古川:「わかさ生活さんの会報誌や“わんにゃブル”などを活用しながら笑顔になれるペットが増えていくといいですね。」
■ファンクラブには嬉しい魅力が盛りだくさん!
わかさ生活の飼い主さんのためのファンクラブでは無料会員登録をするだけで年に数回、獣医師アドバイスの会報誌が届きます。また、わんちゃん・ねこちゃんのための健康サポート商品やかわいいグッズをお届けするサービスも充実! 今秋からはウェブサイト『わんにゃ365』で会員同士の交流や、健康相談が365日24時間可能になるというますます嬉しいサービスも誕生予定!
さらに、わんちゃん・ねこちゃんの瞳を守ってくれる『わんにゃブル』も会員なら誰でも1回無料で試すことができます。
今なら、登録者全員にわんちゃんやねこちゃんが使える“オリジナルバンダナ”をプレゼント! おしゃれとして身に付けるだけでなく、虫よけスプレーをかけて巻けば、散歩時に重宝させることもできます。
実際にファンクラブの会員になった方からは「どんなペットグッズが届くか毎回楽しみ!」「初回お試しで気に入って、その後も『わんにゃブル』を愛用し続けていたら、瞳のにごりがなくなった!」「『わんにゃブル』のおかげで愛猫の目やにが減った」といった喜びの声が続々と届いています。
大切な家族の幸せを守るには、まずは健康に気を使うことが大切。「愛犬や愛猫のために何かをしてあげたい」と思っている方はぜひ、ファンクラブへの登録を検討されてみてはいかがでしょうか。
【取材協力】
※ 京都中央動物病院院長 村田裕史先生
平成9年3月 麻布大学卒業。大阪市内そして吹田市で動物病院に4年間勤務後、大阪の箕面市にある北摂夜間救急動物病院にて主任獣医師を3年間務め、平成16年5月に京都中央動物病院を開業。京都中央動物病院では、外来診療とともに、シニアのペット向け講座や歯磨き教室、しつけ教室などを行なっている。
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