人と動物は言葉では会話ができません。しかし、一緒に過ごしていると言葉がなくても「通じ合えた……!」と思える瞬間があります。
そこで今回は、筆者が愛猫と心が通じたと思えた瞬間をいくつかご紹介! ねこちゃんはわんちゃんよりも感情表現が乏しいと思われがちですが、きちんとコミュニケーションが取れる動物なんですよ。
■シャッターチャンスを分かっているとき
愛猫のかわいい顔や面白い姿を写真に残したい……。そんな思いを胸にシャッターを切っているとき、期待通りの表情やポーズを見せてくれると「うちの猫、分かってる!」と感心し、心が通じたように思えます。
しかし、カメラを構えている時に限って、普段は見せないような萌え顔を見せつけられると少し切ない気持ちになることも。自分が一番かわいく映える角度を知っているかのような我が家の愛猫は、小悪魔にゃんこなのかもしれません(笑)
■まばたきを返してくれたとき
ねこちゃんは目と目が合うことは敵意があるとみなします。そのため、筆者が日頃から「敵意はないよ」という意志を伝えるため、愛猫と目が合ったときはゆっくりとまばたきをしています。
まばたきはねこちゃんにとって、キスと同じようなもの。「大好き」という気持ちを伝えるため、ねこちゃんのほうから行ってくれることも。そして、時には筆者のまばたきに対してまばたきで返してくれることも! 「心が通じた……!」と嬉しくなる瞬間です。
特に、おうちに迎えた直後はじっと目を見つめ返すだけだった子が、一緒に過ごすうちにまばたきを返してくれるようになると、愛が伝わったのだとほっこりさせられてしまうのです。
■弱っているとき側にいてくれた
一緒に暮らしていると、ねこちゃんが持つ優しさに助けられることも多いもの。ある日、筆者が風邪で寝込んでいると、いつもはやんちゃな愛猫が近くに来て、優しく寄り添ってくれました。
中には筆者の真正面を陣取り、じっと顔を見つめてくる子も……! そんな姿を見ていると、辛さを理解してくれているように思えてなりませんでした。
また、体調不良な時だけでなく、心が疲れてしまい、ひとりでひっそりと涙を流していたときには、手や顔を舐めてくれたことも……。楽しい時間だけでなく、辛いときも共有しようとしてくれる“猫”という動物の温かさを感じた瞬間でした。
■おやつをあげようか迷っているとき
「おやつをあげようか、どうしよう」と迷っているときに限って、我が家の愛猫は筆者のまわりをやたらとウロウロしたり、後をついてきたりするため、「思いが通じちゃった……?」と焦ってしまいます(笑)
結局、猫たちの作戦(!?)にまんまとハマり、迷った時はいつもおやつをあげてしまうように……。私たちが考えているよりも、人間の心を熟知している。ねこちゃんたちには、そんな不思議な力があるように思います。
心を通じさせるには、日々のお世話やスキンシップを気にかけていくことが大切。ぜひ猫目線に立ったケアをしながら、愛猫と心が通う瞬間を日々の中で見つけてくださいね!
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