ねこちゃんは横方向の広さよりも縦方向の広さを重視する動物です。そのため、上下運動が楽しめるキャットタワーを、おうちに設置したいと考えている方も多いのではないでしょうか? そこで今回は、セリアグッズでDIYできる簡単キャットタワーの作り方をご紹介いたします。
■組み立てるだけで完成する「3段キャットタワー」
我が家は3匹の愛猫がいるため、今回はセリアで売られている“紙管”を活用して、3段のキャットタワーを作ることにしました。

<材料>
39cm紙管(2本入り)・・・4つ
30.5cm紙管(2本入り)・・・6つ
ジョイントパーツL型(2個入り)・・・6個
棚板・・・3枚
チェアークッション・・・3枚
作り方は至って簡単。39cmの紙管と30.5cmの紙管をジョイントパーツで繋げていくだけ。組み立てるときは39cmのほうが縦にくるようにしましょう。
すべてを組み合わせ、棚板を乗せるとすでにキャットタワーらしい形に。

しかし、ここで安全性を高めるためにプラスの工夫をしましょう。棚板は8kgまで耐えられると記されていますが、万が一に備え、強度を高めるべく、プラスドライバーで小さな穴を空け、麻糸を通します。

今回は4か所にしましたが、不安な方は太い麻糸を使ったり、穴の数を増やしたりするのもよいでしょう。穴の周りは破れてしまわないよう、パンチ穴カバーシールなどで補強するのもおすすめです。
通した麻糸は紙管にしっかりと結びつけて固定しましょう。

最後に紐付きのチェアークッションを紙管に固定すれば、キャットタワーの完成!

ねこちゃんはふかふかした場所を好むので、棚板の上にクッションを置くのがおすすめ。
出来上がったキャットタワーに、愛猫たちも興味津々!

近くに置くと、さっそく使ってくれました!
完全室内飼いのねこちゃんは安全が守られている分、得られる刺激が少ないので、キャットタワーは窓際に置き、外の景色を楽しめるようにしましょう。

今回は棚板を使用しましたが、紙管に布を通して、ハンモックにするのもいいですよ。
■もっと強度を高めたいときは?

今回ご紹介したキャットタワーの強度をより高めるために、ワイヤーネットや木製の板で補強するのもよいでしょう。
黒猫カフェ&モカ(@nene_kokoa)さん宅では、紙管がずれないように麻糸で固定しているそうです。

そして、棚板の上に木製の板とワイヤーネットを乗せ、強度を高めています。

このとき、ジョイントパーツと紙管はワイヤーネットの穴に通すのがポイント。

このように強度を高めれば、ねこちゃんが猫草を食べるスペースとしれも利用できます。

厚めの木製板は、シニアのねこちゃんのステップ台にもなりそうですね。
本格的なキャットタワーは値段も高く、場所もとってしまうものですが、DIYでなら移動させやすいキャットタワーをコスパよく作ることができます。
ねこちゃんにまったりできる居場所を与えてあげたいと考えている飼い主さんは、ぜひDIYにチャレンジしてみてくださいね!
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※ Africa Studio / Shutterstock
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