新たにペットを迎えた時、赤ちゃんのお世話をしている時、ゲームに夢中になっている時など、愛犬が普段とは異なる行動をとることはありませんか?もしかしたら、それは愛犬がやきもちを焼いているのかもしれません。
そこで今回は、犬がやきもちを焼いた時に見せる行動や対処法をご紹介します。さっそく、愛犬のやきもちの対象や気をつけたいことを確認してみましょう。
犬もやきもちを焼くの?

犬の嫉妬心にまつわる研究は各国で進められており、ニュージーランドのオークランド大学やオーストラリアの研究チーム、カリフォルニア大学サンディエゴ校の研究グループなどは「犬もやきもちを焼く」という研究結果を発表しています。
嫉妬心のような複雑な感情の解明は容易ではありませんが、子犬や赤ちゃんを撫でている時に愛犬が間に入ってきたり、飼い主さんがスマホやゲームに夢中になっている時に画面を見せないようにしてきたりするのは、犬の嫉妬心からくる行動といえるでしょう。
やきもちの対象はさまざま

犬のやきもちの対象は、子犬や赤ちゃんなどさまざまです。例を挙げると、飼い主さんの興味が向いている下記のような対象に対してやきもちを焼きます。
●新たに迎えたペット
●赤ちゃん
●飼い主さんと親しい人物(恋人・友人・家族など)
●ぬいぐるみ
●スマホ・ゲーム機・テレビ
嫉妬した犬の行動3つ

子犬や赤ちゃん、スマホなどにやきもちを焼いた犬は、具体的にどのような行動をとるのでしょうか?ここでは、やきもちを焼いた犬の主な行動を3つご紹介します。愛犬に当てはまるものがないか確認してみましょう。
甘える
やきもちを焼いた犬は、飼い主さんの気を引くために子犬や赤ちゃんの間に入ってきたり、ゲームをしている飼い主さんの前で仰向けになったりすることがあります。こうして飼い主さんに甘えることで、自分のことを見てほしいと訴えかけているのです。
攻撃行動
子犬や赤ちゃんに吠えたり、物を壊したりと攻撃的な行動を起こす犬も少なくありません。こうした攻撃行動に過剰に反応してしまうと、いたずらをすれば飼い主さんの気を引けると思い込んでしまう犬も多いので注意が必要です。
問題行動
やきもちを焼いた時にわざとトイレを失敗したり、足や尻尾を噛む自傷行為をしたりすることもあります。なかでも自傷行為をしてしまう犬は大きなストレスを感じている場合があるので、生活環境を見直してストレスの原因を取り除く必要があります。
愛犬がやきもちを焼いた時の対処法
やきもちを焼いた愛犬の行動を可愛いと感じることもあるかもしれませんが、そのまま放っておくと愛犬のストレスや不安が大きくなってしまうかもしれません。そこで、ここからは愛犬がやきもちを焼いた時の対処法をご紹介します。
先住犬を優先する
子犬や子猫などのペットを迎えたり、飼い主さんの赤ちゃんが産まれたりすると、新しい家族のお世話に割く時間が増えてしまうのは当然です。とはいえ、子犬や赤ちゃんにかかりっきりで先住犬をないがしろにしてしまうと、先住犬は不安感から攻撃行動や問題行動を起こすことがあります。
そのため新しい家族が増えた場合は、先住犬から食事を与えたり、先住犬と過ごす時間を意識的に確保したりして安心させてあげましょう。
犬と過ごす時間を増やす
愛犬がやきもちを焼いた時は、愛犬のことをどれだけ大切に思っているかを伝えることがポイントです。例えば、愛犬と過ごす時間を増やしたり、散歩の時間を長くしたりすることで、何があっても愛犬への愛情は変わらないということを伝えましょう。
獣医師に相談する
やきもちの対象が分からない時や、自傷行為をしている場合は獣医師に相談するのもおすすめです。状況に応じて薬やサプリメントを活用することで、愛犬の不安感を和らげることができるかもしれません。
わざとやきもちを焼かせるのはNG

愛犬がやきもちを焼いた姿は可愛く見えることもありますが、わざと嫉妬させるのはやめましょう。ストレスや不安が大きくなると攻撃行動や問題行動を起こすようになり、愛犬も飼い主さんも苦しむことになるかもしれません。
これから新しい家族を迎えたり、生活環境が大きく変わったりする予定がある飼い主さんは、愛犬の様子や行動を注意深く観察して愛犬の心を守りましょう。
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