犬は季節をとわず発情期を迎えますが、特に春や秋に重なるケースが多いとされています。発情期は普段と体調や行動が変わるため、驚いてしまう飼い主さんもいらっしゃるかもしれません。愛犬が快適に過ごせるように、体調や行動の変化を知っておき、適切なケアをしてあげましょう。
本記事では、犬の発情周期や発情期に起こる変化、対処法などを紹介します。
■犬の発情期とは?

発情期とは、犬の繁殖行為が可能になる期間のことです。が可能になる期間のことです。初めての発情期を迎えるのは生後6か月から1年半のあいだで、その後は6~8か月ごとに発情期を迎えます。
犬の発情周期と発情期に起こる変化を見ていきましょう。
犬の発情周期
発情期を迎えるのはメスのみです。オスには決まった周期がなく、発情しているメスから出るフェロモンに対して、性的な興奮状態になります。
発情期は、次の4段階です。
- 発情前期……出血があり、交配は受け入れないもののオス犬から興味を示される時期。約8日
- 発情期……交配が可能になり、受胎しやすい時期。約10日
- 発情後期……ホルモンバランスが変化する時期。偽妊娠が起こる場合もある。約2か月
- 無発情期……ホルモンバランスが安定する時期。約4~8か月
ただし、まったく出血が見られないわんちゃんもいます。また、日数には個体差があり、上記はあくまでも目安です。
発情周期については以下の記事でもくわしく紹介していますので、ぜひご覧ください。
■犬の発情期に起こる変化

発情期を迎えた犬は、出血以外にも体や行動に変化が見られます。代表的な変化にはどのようなものがあるか、性別ごとにチェックしておきましょう。
【メスの場合】
メス犬の体に起こるおもな変化は、外陰部の腫れや出血・乳腺の腫れ・食欲の減退・体重の増減などです。少量の尿を頻繁にするマーキング行動が増え、普段よりも興奮しやすく、活発になります。わんちゃんによっては、飼い主に甘えたり、落ち着きがなくなったりすることもあるでしょう。
「偽妊娠」も、発情後期に見られる大きな変化のひとつです。偽妊娠では、乳腺の張りや食欲低下など、まるで妊娠しているような状態になります。おもちゃやぬいぐるみなどの世話をする・攻撃的になるなども、偽妊娠に多く見られる代表的な変化です。
【オスの場合】
オス犬に決まった発情周期はないものの、近くに発情中のメス犬がいると行動が変化します。おもな変化は、「興奮しやすくなる・マーキングが増える・外に出たがる」などです。落ち着きがなくなり、ほかの犬と喧嘩してしまうわんちゃんもいます。
■発情期の犬への対処法

メス犬が発情期を迎えたら、ストレスなくリラックスして過ごせるように環境を整えてあげましょう。出血による室内の汚れは、サニタリーパンツ(マナーパンツ)を使うと防げます。
発情期中は、ストレスを発散するためにスキンシップを増やし、適度な散歩をすることも大切です。ただし、トラブルになる場合もあるため、できるだけほかの犬と会いにくい時間や場所を選ぶとよいでしょう。ほかの犬も多いドッグランは、発情期が終わるまでは避けておくと安心です。
発情期は、散歩に行きたがらないわんちゃんもいます。そのようなときは無理をせず、ゆっくりと休ませましょう。
■春の発情期も愛犬と楽しく!
発情期の犬は体調や行動に変化が見られるため、心配になってしまう飼い主さんも多いことでしょう。
室内の環境を整えたりサニタリーパンツを活用したりすることで、発情期のわんちゃんも楽しく快適に過ごせます。発情期は、普段よりもスキンシップを増やすことも大切です。
愛犬の体や行動の変化を観察して、ぜひケアをしてあげてくださいね。
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