シニア犬のように高齢のわんちゃんは、目が悪くなって視界が狭くなることがあります。そのため段差が分かりにくいなど、生活の変化に気づくこともありますよね。
マンションなどでは、廊下と玄関の段差がほとんどないところも増えているようですが、日本家屋の多くは段差があるため、シニア犬には危険なこともあります。
そこで『キャンドゥ』と『ダイソー』で購入した100均グッズを利用して、玄関への落下を防ぐ“防止柵”を作ってみました!
■「突っ張り棒」と「ワイヤーネット」を用意しよう!
<材料>
突っ張り棒・・・2本
ワイヤーネット・・・2枚
結束バンド・・・6本
カギ・・・1個
ワイヤーネット用スタンド・・・3つ
木ネジ・・・10本
まずは柵を取り付ける玄関を測定します。それに合わせて、網と突っ張り棒を購入してください。
我が家の場合は廊下の幅が80センチだったので、突っ張り棒を70~120センチ、ワイヤーネットは扉を付けるために、2枚(サイズ:約485×375ミリメートル)準備しました。
■防止柵をDIYしよう!
ワイヤーネットに直接鍵をかける方法もありますが、今回はダイソーで売っているかんぬき型の鍵“ラッチ“を選びました。
網に鍵を取り付けるための板を、ワイヤーネットを挟むように上下2かヶ所、木ネジで留めます。
板に鍵を取り付けます。左右の高さが違ってしまわないよう、両サイドの板に印をつけましょう。鍵の取り付け方は説明書を読んでくださいね。
鍵を取り付けたワイヤーネットの下に、突っ張り棒を取り付けます。突っ張り棒が外れないよう結束バンドで留めます。
扉側のワイヤーネットに、ワイヤーネット用のスタンドを取り付けます。2本一組で販売されていますが、今回は1組半(3本)利用しました。
突っ張り棒を伸ばして、柱と柱の間に柵を取り付ければ、玄関落下防止柵の完成です。
■突っ張り棒二本で強度アップ
結束バンドは扉の開閉を考えて取り付けるようにしましょう。
ガタつくところがあれば、マジックテープで固定してください。
その他に、万が一ぶつかってしまったときの安全対策として、鍵を取り付けた板の裏面にフェルトを貼り付けました。
この防止柵は、高齢になって目が悪くなった愛犬が、玄関に落ちてしまったのをきっかけに考えたものです。
実際に使ってみたところ、柵を障害物と認識して方向転換していました。その際、ちょっとぐらつきが気になったので、強度を高めるための突っ張り棒をもう1本追加しました。
あくまでも、目が悪くなったシニア犬用のたたき防止柵です。市販の飛び出し防止柵などと比べて柵の高さや強度は落ちるので、必ず飼い主さんの目が届くところで使用してくださいね。
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