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動物医療に新風!カフェ&ペットサロン併設の動物病院『hiff cafe tamagawa』

マルヤマミエコ

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マルヤマミエコ

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動物医療に新風!カフェ&ペットサロン併設の動物病院『hiff cafe tamagawa』
動物医療に新風!カフェ&ペットサロン併設の動物病院『hiff cafe』
出典:わんにゃ365

同じ大学病院で研修していたカフェ好きの獣医師3人で立ち上げた『hiff cafe tamagawa×pet skin clinic』(以下、hiff cafeとする)は、ペットサロンとカフェが併設しているのが特徴です。国内では珍しい形態の動物病院として、201610月に開業しました。

動物医療に新風!カフェ&ペットサロン併設の動物病院『hiff cafe』
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hiff cafeではこれまでの動物病院とは違う、新たな試みも行われているそう。今回は本医院の立ち上げメンバーのひとりである、獣医師の小林真也先生にお話を伺いました!

■犬OKスペースでコーヒーを楽しもう!

動物医療に新風!カフェ&ペットサロン併設の動物病院『hiff cafe』
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hiff cafeは多摩川駅西口から徒歩1分のところにあります。1階はテイクアウト用カウンターと人専用のカフェスペース。テラス席のみ、わんちゃんと一緒に利用できます。

動物医療に新風!カフェ&ペットサロン併設の動物病院『hiff cafe』
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地下1階はペットクリニックとトリミングサロン。全席ペットOKのカフェスペースとなっています。地下のカフェスペースはソファー席なので、のんびりとくつろげる居心地のよさが特徴です。近くには公園や川もあるので、わんちゃんのお散歩ついでにカフェに立ち寄るお客さんも多いのだとか。

カフェ好きの獣医師が立ち上げたというだけあって、飲食にもこだわりが見られます。元ブルーボトルコーヒー初代チーフバリスタの向山岳氏が監修し、向山氏から講義を受けたバリスタが煎れるコーヒーと、カレーやサンドイッチ、スイーツが楽しめます。

■診察と治療は完全予約制!飼い主さんとじっくり向き合う

動物医療に新風!カフェ&ペットサロン併設の動物病院『hiff cafe』
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hiff cafeは完全予約制による診察と治療を行っていて、初診は1時間ほどとっています。というのも、皮膚疾患の原因は多岐に渡るため、ペットと飼い主さんの生活、環境の変化、家族の変化、ペットにストレスがかかるようなことがなかったかなどを詳しく聞く必要があるのです。時間をかけて飼い主さんと向き合い、治療法や病気に対してのアプローチの仕方などの説明を行っているのだとか。

また、クリニックの診察室には、カフェスペース同様のソファーとウディなテーブルが設置されています。「皮膚科は症状を診るだけでなく、病気の要因を探すためにも飼い主さんから話を聞くことが重要な科です。だから、あえてソファーとテーブルを置いて、リラックスした雰囲気で飼い主さんに話を聞くようにしています。

それに、獣医師だけで治療に当たるのではなく、食事やシャンプーなど飼い主さんにも病気を治す手伝いをしてもらわなければなりません。そのためにも、飼い主さんにペットの病態を理解してもらう必要があるのです。一般的な動物病院とは違い、じっくり時間をかけて向きあうhiff cafeのような病院は珍しいでしょうね。

「テーブルを診察台として使用しているのですが、“ほんとうにこの上に犬を乗せていいんですか?”と、ご質問いただいたこともありました」(小林先生)

■ペットの警戒心を和らげる雰囲気作り

動物医療に新風!カフェ&ペットサロン併設の動物病院『hiff cafe』
出典:わんにゃ365

動物病院の独特な雰囲気で緊張してしまうという飼い主さんや、動物病院が苦手なわんちゃんやねこちゃんは多いもの。hiff cafeではペットの警戒心を和らげて、楽しい場所だと思ってもらえるような雰囲気作りを心掛けているそうです。

「一般的な動物病院では獣医師は白衣を着て診察や治療を行いますが、hiff cafeではスタッフ全員お揃いのブルーのシャツに統一しています。そうすることで、来院するわんちゃんやねこちゃんの、動物病院に対する敷居を低くしようという狙いがあります。緊張や恐怖もペットにとってはストレスとなるので、そういった点にも配慮しています。

もちろん、飼い主さんにも動物病院を身近に感じていただきたいです。“コーヒー飲みにちょっと寄って、そのついでに愛犬の皮膚の相談もしようかな”という、気軽な感じで来てください。それが、病気の早期発見に繋がることもあります。実際、カフェの利用と健康相談を一緒にする方が多いんですよ」(小林先生)

■地下のカフェスペースはセミナーにも活用

動物医療に新風!カフェ&ペットサロン併設の動物病院『hiff cafe』
出典:わんにゃ365

hiff cafeでは、セミナーや飼い主さん向けイベントなども積極的に行っています。現在、一般向けのドッグヨガは月に1回開催しています。なかでも、“トリミングセミナー”には特に力を入れているのだとか。

「トリミングで、皮膚や耳のトラブルが見つかるケースが多いんです。セミナーに参加したトリマーさんからの紹介で、hiff cafeに通って来られるわんちゃんが増えています。セミナーで勉強していたからこそ、早い段階でトラブルを見つけられたというケースもあるので、セミナーの重要性を感じています。

hiff cafeのトリミングサロンをご利用の方は、獣医師による身体チェックが初回無料です。その他、トリミングのオプションになりますが、皮膚治療としてナノバブル炭酸浴を取り入れています」(小林先生)

■現状に満足せずステップアップを目指す

動物医療に新風!カフェ&ペットサロン併設の動物病院『hiff cafe』
出典:わんにゃ365

オープンから1〜2年模索することも多かったというhiff cafeですが、現在は地元の常連さんだけでなく、栃木や神奈川から足を運んでくれる患者さんもいて、徐々に軌道に乗ってきているそうです。

「最初から順調ではありませんでした。立ち上げた獣医師3人で話し合って、理想のカタチに少しずつ近づけていきました。とはいえ、まだまだやりきれていない部分もあります。もっとたくさんの飼い主さんにhiff cafeを知ってもらいたい。そのためのイベントへの出店や、カフェの営業時間の延長も考えています。

あとは、クリニックが週休2日なので、それについても今後の課題です。今期は、新しいことにチャレンジして、ステップアップしていきたいと思っています!」(小林先生)

これまでにないタイプの動物病院『hiff cafe tamagawa×pet skin clinic』。“カフェのついでに健康診断ができる”利用しやすい環境は、飼い主さん同士のコミュニケーションや病気への向き合い方にも影響を与えていると思います。今後の取組にも注目ですね!

<施設概要>
hiff cafe tamagawa×pet skin clinic
住所:東京都太田区田園調布1-61-10
電話番号:03-6459-7555
営業時間:10:0019:00
定休日:月曜日、金曜日
HP:http://www.hiff-cafe.com/

<取材協力>

動物医療に新風!カフェ&ペットサロン併設の動物病院『hiff cafe』

獣医師 小林真也(こばやししんや)

皮膚科診療の知識を生かし、2016年10月に東京・田園調布に皮膚科・耳科に特化した動物病院を立ち上げる。人や動物が自然と集まる場所を展開している。わんにゃ365にて、ライターとしてコラムを執筆中。

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