わんちゃんを飼いたいけれど、どこからわんちゃんを迎え入れるのがよいのか、迷っている人も多いのではないでしょうか。わんちゃんを迎えるには、主に“保護犬団体”、“ブリーダー”、“ペットショップ”という、3つの方法があります。
それぞれどのような特徴があるのかご紹介しますので、わんちゃんを迎える際の参考にしてくださいね!
■保護犬を幸せにする里親を募集中「動物保護団体」
動物保護団体では、捨てられたわんちゃんや、迷子になって飼い主がわからなくなったわんちゃんなど、さまざまな理由で行き場を失ったわんちゃんの里親を募集しています。
ただ、保護犬たちが再び不幸な目に遭わないために、里親候補者には一定の条件が課せられます。譲渡までの流れは団体によって違いますが、“書類提出→条件面の審査→トライアル→犬の正式譲渡”という流れが一般的です。
譲渡犬はほとんどの場合、無料ではなくフード代や不妊手術費用、ワクチン接種料金などの譲渡費用がかかります。もちろんトラブル回避のためにも、費用についてはあらかじめきちんと説明してくれますので、安心してわんちゃんを探すことができますよ。
■優秀な血統が守られている「ブリーダー」
ブリーダーとは“繁殖家”のことで、犬種のプロフェッショナルです。犬種についての豊富な知識があり、飼育法などの相談にのってくれる心強い存在です。
そしてブリーダーは、ドッグショーで優秀な成績をおさめた経歴のある系統など、優れたわんちゃんの血統を残すための管理を行っています。そのため、見た目と性質のバランスが良いわんちゃんが生まれます。
また、遺伝的な疾患のあるわんちゃんがいないため、健康面も安心です。
雑誌やインターネット、口コミなどで、飼育したい犬種の気になるブリーダーを見つけたら、アポをとって犬舎を訪れてみましょう。実際にわんちゃんを見せてもらい、犬種についての話をよく聞いて、納得できるブリーダーからわんちゃんを迎えましょう。
■希望犬種に応えてくれるのが「ペットショップ」
ペットショップは常に何頭ものわんちゃんがいるので、わんちゃんを迎え入れる先として考えている人も多いと思います。
ただし、ブリーダーとは違い経費がかかるため、わんちゃんの販売価格が高額になることがあります。
しかし、希望の犬種に応えてくれるのが利点です。また、ペットショップとひとくちに言っても、良心的なお店もあればそうでないお店もあるので注意が必要です。
都道府県知事等の登録標識や名札(識別表)の有無、子犬が入れられているケージの広さやお店の清潔感、スタッフさんのわんちゃんに対する説明などをよく聞いて、本当に安心できるお店か確認しましょう。
■一目惚れよりも犬種の特性を重視
一目惚れや直感で飼育犬種を決めて、よく調べずにわんちゃんを迎えると、後々大変なことになりかねません。純血種を迎えることを考えているのなら、まずは飼育候補犬種の役割や特性、体の大きさなどを調べましょう。もし、周囲にその犬種を飼っている人がいれば、話を聞いてみるのもよいでしょう。
飼いきれなくなることのないように、見た目だけではなく、総合的に考えた上で、飼育するわんちゃんを選ぶことをおすすめします。
どのわんちゃんにも、生まれてきたからには幸せになる権利があります。ペットショップ、ブリーダー、保護犬団体のどこからわんちゃんを迎えるにしても、最期まで愛情と責任を持って育てましょう!
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※ Voltgroup, Sigma_S, Sinseeho / Shutterstock
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