愛犬や愛猫に食事を与えるとき、みなさんはどのようにしていますか? ランチョンマットなどを敷いた上に食器を乗せて、与えている飼い主さんが多いかもしれませんね。
今回はダイソーで購入した材料を使って、食事台をDIYしました。クギを使わずに作ることができる簡単な食事台です。ぜひ参考にしてくださいね!
■高齢のわんにゃは食事姿勢の見直しを
わんちゃんやねこちゃんにとって、食事の姿勢は重要です。食器を食べやすい高さにしてあげた方が、食事が飲み込みやすいと言われています。
また、高齢になると食べ物を飲み込む力が弱くなるため、消化不良が起きやすくなるとも言われています。
床にフードボールを置いた食事は、首、背中、腰、前脚などに負担をかけるだけでなく、ストレスにもなるのです。
そこで必要になるのが、食事台です。愛犬や愛猫の食事がスムーズになるように、食事台を取り入れましょう。
■3つの材料で「食事台」を簡単DIY!
「食事台欲しいけど高そう……」と思っている飼い主さん、わざわざ買わなくも100均グッズを使ってDIYすれば、数百円でオリジナル食事台ができちゃいます。
では早速、作ってみましょう! 主な材料はこの3つです。
ボックスは色々な高さがあります。
フードで汚れても拭き取りやすいトレーがオススメです。
土台の高さ調節に使います。一般的に犬や猫の食事台は、体高からマイナス10センチの高さが良いと言われています。しかし、それぞれ食べやすい高さに違いがあるので、あくまでも目安として考えておきましょう。
制作する前に、ボックスと高さ調節の木材、トレーをテープで仮留めしてフードボールを乗せ、愛犬や愛猫が食べやすい高さを調節するのがオススメです。
その他、材料の詳細は下記を参考にしてくださいね。
<材料>
木製ボックス(18×10.5×6.5センチ)・・・1個
トレー・・・1枚
工作材料直方体(8個入・90×30×15ミリ)・・・1個
木工用サンドペーパー(10枚セット)・・・1つ
チュラルミルクペイント・・・1個
刷毛・・・1本
■食べやすさを考えて傾斜をつけてみた
ちょうど良い高さがわかったら、木材をサンドペーパーで削って、傾斜をつけます。ただし、あまり傾斜をつけすぎるとフードボールがトレーから滑り落ちてしまうので、気をつけてくださいね。
高さ調節と傾斜をつけた木材を、接着します。
土台となるボックスの底に、縦の長さを測って半分に線を引きます。高さ調節と傾斜をつけた木材(前後)にも同様に、縦の長さの半分に線を引きます。
それぞれの線が重なる位置に木材を接着すれば、食事台の脚部分ができます。
次に、木製ボックスをトレーの裏側中央に接着します。左右どちらかに寄ってしまうとバランスが悪いので、トレーを測って中央に線を引き、ボックスに引いた線と重なる位置に接着します。
食事台の完成です!
■ボックスの柄が気になるときはペイントしよう
このまま使用しても良いですが、脚部分に使った木製ボックスの柄が逆さまになっているのが気になったので、色を塗りました。
フードボールによっては、底が滑りやすいものもあります。その場合はトレーに滑り止めを敷き、フードボールを置いて食事させるのがよいでしょう。
また、食事台が動いてしまう際も同様に、床に滑り止めを敷いてくださいね。
実際にDIYした食事台を愛犬の食事に使用したところ、これまでよりも食べやすそうな印象を受けました。みなさんも、愛情いっぱいの食事台を作ってみてくださいね!
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※ alexei_tm, Africa Studio / Shutterstock
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