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犬や猫が中毒を起こす危険性がある「8つ」の物

わんにゃ365編集部


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犬や猫が中毒を起こす危険性がある「8つ」の物

わんちゃん、ねこちゃんが食べてしまうと中毒症状を起こす物をご存じでしょうか?人間が普段から食べているものが、わんちゃん、ねこちゃんにとっては危険な物もあります。今回はわんちゃん、ねこちゃん共通で、中毒症状を起こす可能性がある「8つ」の物をご紹介します。

■チョコレート中毒

チョコレート中毒

この中毒には、チョコレートをはじめココアも含まれます。原材料カカオに含まれる「テオブロミン」をわんちゃん、ねこちゃんが過剰摂取することで中毒症状が引き起こされます。カカオ含有量が多く(色が濃く苦みが多い)、糖分や乳製品分の少ない高カカオチョコレートなどの商品には特に注意しましょう。

■カフェイン中毒

カフェイン中毒

この中毒には、先ほどのチョコレートやカカオをはじめ、コーヒー、栄養ドリンク、紅茶、抹茶、緑茶、コーラなどが含まれます。コーヒー豆や茶葉、加工食品(お菓子やゼリーなど)にも注意しましょう。ペット同伴OKのカフェなどでは、特に目を離せませんね。

茶葉不使用ノンカフェインのお茶(麦茶、ルイボスティーなど)を与える場合には、与えすぎによるミネラル過剰摂取やアレルギーなど、気を付けるポイントは他にもあるようです。

■タマネギ中毒

タマネギ中毒

この中毒にはタマネギをはじめ、ネギ、ニンニク、ケール、ニラ、ワケギ、ラッキョウ、ユリ根などが含まれます。「有機チオ硫酸化合物」という毒性は加熱しても消えないため、調理後の食品や市販の加工食品(ドレッシングやオイルなど)にも注意しましょう。

■ブドウ中毒

ブドウ中毒

この中毒にはブドウ全種類とレーズンも含まれ、果肉より皮に毒性が強いようです。他にも干しブドウ、果汁100%ジュース、ジャムなどの加工食品にも注意しましょう。わんちゃん、ねこちゃんに毒性があるという調査結果がありますが、症状の有無には個体差があるようです。

■キシリトール中毒

キシリトール中毒

この中毒はチューインガムやお菓子などの食品だけではなく、洗面所の歯磨き粉やマウスウォッシュなどにも注意しましょう。またキシリトール入りの商品に多い「ミントの香り」は、管理にも注意しましょう。「西洋のマタタビ」といわれるミントの種類があるほどに「ミントの香り」を好むねこちゃんもいるようです。

■植物

花、種子、葉、球根、根、花粉、果実、更には生けられていた花瓶の水にまで、わんちゃん、ねこちゃんにとって毒性のある植物は多数存在します。家の中やお庭だけでなく、散歩の道中などにも注意が必要です。拾い食いの癖がある場合は、注意して散歩をするか、散歩コースの変更をすると安全ですね。

■人間用の医薬品・サプリメント

人間用の医薬品・サプリメント

獣医師の処方以外で人間用の医薬品やサプリメントを与えるのはとても危険です。アメリカでは、ペットの中毒原因のトップが「医薬品類」ともいわれています。人間に使用する薬剤の種類の中には、わんちゃん、ねこちゃんにとって毒性のあるものがあります。投与の際には必ず獣医師に相談し、また管理には注意しましょう。

■アボカド中毒

アボカド中毒

果実、葉、種子、樹皮などに含まれる「ペルジン」に毒性があり、大量に摂取した場合は危険です。また、種子は大きく硬いため、誤飲すると喉に詰まる危険性があります。ただし、アボカドに含まれる「アボダーム」にはスキントラブルを改善する働きがあるため、アボカドを原材料に使用したペットフードもあるようです。

・中毒症状

多くは、嘔吐、下痢、よだれ、元気消失、落ち着きがなくなる、食欲不振、呼吸不全、硬直、痙攣などの症状がみられます。誤飲した物の種類や、摂取量、その子の体質、年齢、持病などによっては、様々な臓器や神経などに影響が生じ、最悪の場合は命に関わる場合もあります。

・対処方法

動物病院の獣医師に相談
① 誤飲した物の種類(商品の名前等)
② 誤飲した時間
③ 量
④ 誤飲後の様子(排泄物なども)
を確認したうえで、なるべく早く獣医師に相談しましょう。

動物病院の医師に相談しましょう

来院前に電話で連絡することをおすすめします!
診察の混雑中、他の緊急処置・手術中、休診時間によるスタッフの不在など、様々な理由で緊急の対応が難しい場合があります。まずは電話で連絡し、確実に診察してもらえる病院の確認をしましょう。

インターネット上には誤飲時の対処方法として、様々な「自宅でできる催吐方法」を紹介されていますが、その方法は必ずしも安全とは言い切れません。しかし、休日や深夜「どこの病院も対応時間外」の場合もありますよね。もしもの時のために、かかりつけの動物病院の獣医師に「安全な対処方法」を直接聞いておくと心強いですね。

わんちゃん、ねこちゃん

わんちゃん、ねこちゃんは「危険とは知らず」「悪気なく」「家族(飼い主)が食べているからマネして」好奇心で危険な物を食べてしまいます。飼い主がしっかり理解しておくことが、大切な家族の命を守る行動に繋がります。もう一度お家の中に危険な物がないか確認し、わんちゃん、ねこちゃんが安全に生活できるよう環境を整えましょう。

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