お出かけシーズンになると、不安になるのが飼い主さん旅行中の愛犬&愛猫のお世話。一緒に連れて行きたい気持ちは山々でも、どうしてもペットを連れて行けないこともあるでしょう。そこでおすすめなのがペットシッターサービスです。
ペットシッターサービスはペットホテルとは違って、ペットを預けるのではなくシッターさんに自宅に来てもらうサービスのこと。環境を変えずにペットのお世話をしてもらえるので「ペットのストレスを減らせる」「他のペットとのトラブルを回避できる」と注目されているサービスなんです。
そこで今回は、ペットシッターサービスについてご紹介します。おすすめのサービス内容からメリット・デメリットまで、利用する前に確認しておきましょう!
目次
■ペットシッターとは?
ペットシッターとは、飼い主さんに代わって自宅でペットのお世話をしてくれる人を指します。たとえば、数時間のお出かけで家を空けるときや、飼い主さんのケガや病気で愛犬のお散歩に行けないとき、介護を必要とするシニア犬のケアを手伝ってほしいとき……。そんなときの救世主として、わんちゃんやねこちゃんなどペットのお世話をしてくれます。
ペットシッターは資格がなくてもサービスを提供できますが、ペットシッターとして独立開業する場合は第一種動物取扱業の「保管」の種別で登録申請・認可を受ける必要があります。また、最近では動物看護士がペットシッターを行っている場合も多いので、初めてペットシッターを利用する飼い主さんでも安心してサービスを受けられます。
ペットシッターサービスの料金の目安は、60分で3,000円程度です。ただし、ペットの大きさやサービス内容によって料金は異なるので、利用する前は必ず電話やメールで問い合わせて打ち合わせをしましょう。
それでは、ここからは実際に利用できるペットシッターサービスの内容をチェックしてみましょう!
■いつものコースで♪お散歩代行サービス
ペットシッターサービスのなかで、最もポピュラーなサービスが「お散歩代行サービス」です。お散歩だけ代行してもらえる場合や、お散歩の他に食事の用意やトイレのお世話もしてくれる場合もあり、基本的には飼い主さんの希望によってプランが決められます。
毎日歩いているお散歩コースを歩くことができるので、お散歩コースを変えたくないわんちゃんに最適なサービスといえるでしょう。シッター終了後には、写真や報告書によってお世話中の愛犬の様子を報告してもらうことも可能です。
■人見知りでもノンストレス!猫の留守番サービス
ねこちゃんのお世話を代行してくれる「猫の留守番サービス」は、お散歩を必要とするわんちゃんとはちょっと違ったサービスを提供してくれます。というのも、食事の用意やトイレのお世話など一通りのサービスは同じですが、人見知りの猫のストレスを溜めないようにある程度距離を取ってくれるのです!
人懐っこい子であれば、おもちゃで遊んでもらうことも可能です。また、ブラッシングが好きな子はブラッシングをしてもらってもOK。シッター終了後には、写真や報告書によってお世話中の愛猫の様子を報告してもらうこともできます。
■シニア犬にぴったり!訪問介護サービス
介護が必要なシニア犬を他人に預けるのは、難しいですよね。そんなときこそ動物看護士による「訪問介護サービス」を利用するのがおすすめです。おむつを交換したり、食事の介護をしてもらったり、処方されたお薬を正しく与えてもらったり……。ペットシッターサービスは、飼い主さんの体と心の負担を軽減してくれるはずです。
■ペットシッターサービスのメリットとデメリット
ペットを預ける「ペットホテル」があるのに、なぜ今ペットシッターサービスへの注目度が高まっているのでしょうか?
それは、ペットシッターサービスには以下のように多くのメリットがあるからです。
メリット
・環境が変わらないので、ペットにかかるストレスが少ない
・他のペットとのトラブルを回避できる
・他のペットからの感染症の恐れが少ない
・シニア犬への個別のお世話を依頼できる
・移動の手間を省ける
デメリット
しかし、メリットがある一方でデメリットも存在します。あらかじめデメリットも理解してからサービスを利用しましょう。
・自宅にペットシッターを招くため、防犯面が懸念される
・中には悪徳なペットシッターも存在する可能性もある
自宅にペットシッターを招くとなると、防犯面での対策が必要になります。悪徳なペットシッターとのトラブルを避けるためにも、申し込む前にペットシッターサービスを提供する運営会社が信頼できるのか、当日お世話してくれるペットシッターの人柄はどうなのか確認を怠らないようにしてくださいね。
いかがですか?
いつもと環境を変えることなく、ペットのお世話を代行してもらえるペットシッターサービス。気になっている飼い主さんは、お散歩代行サービスや短時間のお留守番サービスから利用してみてもいいかもしれませんね!
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