7月7日の七夕は、織姫と彦星が年に一度だけ再会できるステキな日。笹の葉に願い事を書いた短冊を飾り付けたり、行事食のそうめんを食べたりする人も多いでしょう。きっと愛犬だって、七夕を彩る手作りごはんを待っているはず!
そこで今回は、わんちゃんも食べられる“七夕グルメ”をご紹介します。涼し気な見た目と優しい味わいに、おかわりしちゃう子続出!?
■寒天寄せ
天の川をイメージした“寒天寄せ”は、星形の野菜や彩りあるそうめんが透き通った涼し気な一品です。小麦アレルギーのわんちゃんは米粉(ビーフン)で代用するなど、愛犬に合わせて工夫してみましょう!
<材料>
鶏胸肉・・・少し
オクラ・・・1本
にんじん・・・少し
パプリカ・・・黄色や赤色など少しずつ
色付きそうめん・・・1/3束
かつおだし・・・400cc
寒天パウダー・・・4g
その他・・・シリコン製カップ、星形の型抜き
<作り方>
(1)鶏肉、オクラ、にんじん、パプリカを茹でます。にんじんとパプリカは星形にくり抜くと七夕らしさが出ます。
(2)そうめんを茹でて、食べやすい長さに切ります。
(3)かつおだし400ccに寒天パウダーを加えて加熱します。
(4)シリコン製の容器の底に鶏肉、野菜、そうめんを敷きつめ、(3)を注ぎ入れます。
(5)粗熱がとれたら、冷蔵庫で冷やし固めます。固まったら、型から出して完成!
ドッグミールプランナー・はやしかすみさんの『犬のための手作りごはんレシピサイト犬膳』の“七夕寒天寄せ”を参考にしました。
はやしかすみさんは管理栄養士の資格をもっており、犬の栄養やアレルギーを考慮したレシピを多数掲載しているので「手作りごはんにチャレンジしたいけれど、まず何を作るべき……?」と悩んでいる飼い主さんは要チェックです。
■鶏ミンチそうめん
鶏ミンチが食欲をそそる“鶏ミンチそうめん”は、うずらの卵で作った織姫と彦星がポイント。愛犬の好きな野菜を星形にくり抜いて散りばめたら、夏バテ気味のわんちゃんもモリモリ食べてくれるはず!
<材料>
鶏ミンチ・・・50g
色付きそうめん・・・1/3束
にんじん・・・少し
パプリカ・・・少し
オクラ・・・1本
プチトマト・・・2個
うずら卵・・・2個
焼きノリ・・・1枚
かつおだし・・・200cc
寒天パウダー・・・2g
<作り方>
(1)鶏ミンチ、にんじん、パプリカ、オクラ、うずら卵、そうめんを茹でます。プチトマトは食べやすい大きさにカットしておきましょう。
(2)かつおだし200cc(鶏ミンチのゆで汁でもOK)に寒天パウダーを加えて加熱し、粗熱がとれたら冷蔵庫で冷やします。
(3)(2)をスプーンで細かく崩し、お皿に盛り付けます。その上にそうめん、鶏ミンチ、野菜をトッピングします。
(4)うずら卵に焼きノリでデコレーションし、織姫と彦星を作ります。飾りつけたら完成!
『ドッグレシピプランナー協会オリジナルレシピ 犬のレシピ集』の“七夕犬ご飯 鶏ミンチそうめん”を参考にしました。
■さっそく実食!
できあがった七夕ごはんを見て、すでにおすわりして待っていた愛犬くるる。寒天よせを小さくカットして「いただきます!」と食べ始めたのですが……寒天の中から上手に鶏肉を取り出して食べていました。そして、この表情。
「ぼくは、シンプルなごはんで満足ですよ……?」
どうやら余った食材が気になったみたいです……。テーブルの上を片付けたら、寒天もペロリと食べてくれました!
手作りごはんに初チャレンジする飼い主さん、せっかく作ったのに食べてくれなかったと落ち込む必要はありません。初めてのごはんを警戒しているだけで、我が家のくるるのように時間を置くと食べてくれるわんちゃんも少なくないみたい。
今年の七夕は涼し気な手作りごはんを用意して、愛犬と一緒にロマンチックな気分を味わってくださいね!
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【参考】
※ フレンチブルだいちの手作りレシピ「七夕寒天よせ」 | 犬膳
【画像】
※ Javier Brosch / Shutterstock
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