先日、レザークラフトを教わった筆者。一番作りたかったのは、わんちゃんの首輪に付ける“ネームプレート”なのですが、市販のものは可愛すぎたり、高額だったり……。
なかなか好みのモノが見つからない中、「じゃあ、作っちゃえば?」ってことで手作りに挑戦! シンプルで好みのプレートが簡単に作れちゃいました。
そこで今回は、お家で簡単に作れるネームプレート作り方を2種類ご紹介します! 首輪に付けるだけでなく、色々とアレンジできるのでオススメですよ。
■1:初級編「100均のクッキー用スタンプで型押しネームタグ」
用意するのは、ヌメ革のハギレ。
筆者は10×10センチくらいのハギレを使いました。このハギレをびしょびしょに濡らします。
そして、型押しに使うのが100均に売っている“クッキー用のスタンプ”。
アルファベットの他に、ひらがなや数字も売っています。電話番号も書いておくと安心ですね。
後はこのスタンプを、濡らした革に押すだけ!
チカラを込めてしっかり押してくださいね。
出来上がりはこんな感じ。キレイに押せたら1日ほどかけて、よく乾燥させてください。
乾燥させたものがこちらです。
続いて、このネームタグを首輪にくっつけます。使用するのはカシメ。
このカシメを通すための穴を空けていきます。
キリを使えば簡単に空けることができます。穴が空いたら好みの首輪と一緒にカシメを通しましょう。
当て布(革)をして、ハンマーで叩いてカシメを留めます。
カシメを潰さないための専用の道具がありますが、わざわざ買うのは勿体ない!
なるべく潰さないように気を付けながらやればOKですよ。多少潰れても手作り感があり、それもまたいい感じ!
完成しました! 筆者はハサミを使いましたが、ハギレをキレイに切りたい場合はカッターを使ってくださいね。
このように、ヌメ革の首輪なら直接型押しすることができます。使っていると味が出てくるので、それも楽しみですね!
■2:中級編「真鍮板プレート」
次は真鍮板を使ったネームプレートです。先ほどより少し道具が必要になります。
まず用意するのは真鍮板。
今回はホームセンターで300円ほどの真鍮板を使います。厚さは0.3ミリ。扱いやすい厚みだと思います。
次に必要なのが刻印セット。
安いものは1,000円以下で手に入ります。
それでは作業していきましょう! まず真鍮板を好みのサイズにカット。
そこへ、ゴムハンマーを使い叩きながら刻印していきます。
刻印ができたら、キリを使って真鍮板の左右に穴を空けます。
後は首輪と一緒にカシメを通すだけ! 革の首輪だと一層かっこよくなりますよ。
また、刻印部分をペンでなぞると文字が見やすくなります。
真鍮板が変色すると、このように味が出てきますよ。
■3:アレンジ編
せっかく買った刻印セットや真鍮板。革のハギレやクッキー用スタンプだって、いくら100円とはいえ首輪だけに使うのは勿体ない……。
というわけで、他の場所にも付けてみました!
洋服のポケットに付けてみました! 可愛い“革タグ”の出来上がり。
そして真鍮板プレートは……
筆者が学生時代に作った木箱と組み合わせます。
ネジを使って中に付けてみました! 作った年月と学生時代の名前を刻印してみましたよ。
いかがですか? 世界に一つだけのネームプレート。簡単に作ることができるので、ぜひ色々とアレンジして楽しんでみてくださいね!
【オススメ記事】
※ 3つのポイントで劇的変化! カメラマンに教わる「犬の撮り方」〜レクチャー編〜
※ 実は知らないことだらけ!初めての「わんちゃんしつけ教室」~前編~
※生活感満載から脱出!100均アイテムで作る「おしゃれ犬用グッズ」アイデア3つ
戻る
みんなのコメント