愛犬との暮らしはとても楽しくて、いつまでも一緒にいたいと飼い主なら誰しもが思います。わんちゃんの平均寿命はどれくらいなのか、気になるところですね。人間と同様に、わんちゃんの平均寿命は延びており、現在では12~15歳程度といわれています。
わんちゃんの平均寿命が延びた要因として、医療の発達や、ドッグフードなどの品質が向上したことだといわれています。愛犬たちと少しでも長く過ごせるように与えるものにも気を配りたいですね!
■わんちゃんの年齢は人間でいうといくつ?
わんちゃんは人と違って年齢を重ねる速度が速く、いつまでも子どものように思っていた愛犬もいつの間にか自分の年齢を超えていってしまいます。そう思うと、あなたの愛犬が人でいうと今何歳なのか、気になりますよね。
わんちゃんの年齢は、人に例えると小型、中型、大型犬で異なっており、一般にいずれも生後1年半くらいで大人(成人)になり、丸2年で人に例えて24歳ぐらいになります。3年目以降は、小型犬は1年に4歳ずつ、中型犬は年に5歳ずつ歳をとります。一方、大型犬は生後2年目以降、年に7歳ずつ歳をとるといわれています。
■わんちゃんの老化のサイン
わんちゃんが徐々に老化し始めるのは7歳頃からといわれていて、「シニア犬」とは一般的に7歳以降のわんちゃんのことをいいます。
わんちゃんは高齢になると運動量が減り、寝ている時間が増えていきます。さらに、胃腸の働きも低下してきて食欲不振や吐き戻しなどの現象がみられることがあります。
体の変化として、目や耳の機能が衰えてしまい、名前を呼んでも気が付かなくなったり、筋肉が減って散歩の途中で歩かなくなったりします。目については老化によって、白内障などになってしまう事もあるため、若いうちからケアをしてあげることが大切です。
他にも老化のサインはたくさんあります。わんちゃんのサインを見逃さないようにして、お家の中も過ごしやすいように見直してあげることも必要です。例えば、段差をなくして歩きやすくするなどの工夫をしてあげてくださいね。
■体の大きさで変わる平均寿命
・小型犬の平均寿命
トイ・プードルやチワワなど、「小型犬」と呼ばれるわんちゃんの平均寿命は12〜15歳と言われています。
・中型犬の平均寿命
ビーグルやシェットランドシープドッグなど「中型犬」と呼ばれるわんちゃんの平均寿命は11〜15歳。
・大型犬の平均寿命
ゴールデンレトリバーやバーニーズマウンテンドッグなどの「大型犬」と呼ばれるわんちゃんの平均寿命は10〜13歳。
わんちゃんの寿命は体の大きさや犬種によっても違いますが、平均的には12歳~15歳くらいといわれていて、人でいうと70歳ぐらいに相当します。また、一般的には小型犬の方が長生きする傾向があります。
■長生きのポイント
縁あって一緒に暮らしている愛犬と、少しでも長く一緒に暮らしたいですね。飼い主さんがわんちゃんの変化に早く気づくかどうかが大切になります。毎日の規則正しい散歩や食事、そして、日頃からスキンシップを十分に行いたっぷりの愛情を注いであげてください。わんちゃんを観察して少しでも変化を感じたら、かかりつけの獣医師さんに相談しましょう。
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