突然ですが、わんちゃんは寒さに強いと思っていませんか?歌にも、雪に喜んで走り回る歌詞もありますし、昔は番犬として外で飼われていることも多かったため、寒さに強いと思われがちですね。
実際はどうでしょう?わんちゃんによっても違いはありますが、秋から冬へと、寒い季節の健康管理もしっかりとしてあげたいですね。今回は寒い季節に入る前に、愛犬の元気と健康を保つためにはどうしたらいいのかをお伝えします。
■犬は寒さに強い?
わんちゃんの中でも犬種によっては寒さに強いわんちゃんと弱いわんちゃんがいます。日本では、わんちゃんは寒さに強いと言われているように、日本で生まれた日本犬(柴犬や秋田犬など)はダブルコートと呼ばれる2枚の被毛をまとっているため、寒さにはある程度耐久性があります。
しかし、シングルコートと呼ばれる被毛が1枚しかない犬種も多く存在します。近年人気となっているトイプードルやチワワなどもシングルコート犬種です。被毛が1枚しかない分、ダブルコート犬種に比べると1枚分厚さがないため寒く感じます。そのため、寒さにあまり耐久性がなく、寒い日に散歩へ行くと足がなかなか前に進まなかったり、家から出ることを嫌がる仕草を見せたりするわんちゃんが多いのです。
また、被毛に関わらず、わんちゃんが暮らす生活環境によっても寒さへの強さも変わってきます。
■温度差に気を付けよう
愛犬に合った寒さ対策が必要になりますが、急激な冷え込みや、夜と昼の温度差が大きいときなどは注意が必要です。屋外の犬小屋は日当たりのよい場所に移し、冷たい風や雪が吹き込まない工夫をして、犬小屋の中には毛布などの敷物を入れてあげましょう。老犬や慢性疾患のある場合は、特に気をつけてください。
室内犬の場合も、散歩などの屋外に出たときと部屋の中との温度差、夜間に暖房を切ったときの昼間との温度差などに注意しましょう。
■室内事故に気を付けよう
秋から冬、暖房器具を使う時期は、いつもより安全への配慮が必要になってきます。わんちゃんが電気ストーブのコードをひっかけて倒したり、何かの拍子にストーブの上のやかんや鍋を倒したりしないよう、注意が必要です。
コードやコンセントをかじって壊すと、感電事故になる危険もあります。何でもおもちゃにしてしまう子犬や、また冬の間だけ室内飼いにする場合などは特に気をつけましょう。かじられて困るものは届くところに置かないようにしておくことが大切です。
また、植物のなかにはわんちゃんが口にすると中毒を起こすものもあります。例えば、ポインセチア、ジャスミン、アサガオ(種子)、アボカド(種、皮)、ヒヤシンス、シクラメンなどがあります。お家の中で過ごす時間が増えるため、わんちゃんが誤飲してしまわないように、小さい物や危険な物にはじゅうぶんに注意をしてください。
■寒くてもお散歩に行こう
寒くても、年齢や健康状態に応じた適切な運動は欠かせません。寒さが苦手なわんちゃんは、衣服で防寒対策をして散歩に出かけましょう。
また、だんだん日が短くなるので、日中の比較的暖かい時間を選んで散歩に行くことをおすすめします。犬種や健康状態、年齢などによって散歩や運動の量は異なりますが、されぞれに合った適切な運動は欠かさないようにしましょう。
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