※2021年3月8日情報更新
大好きなわんちゃんとの初めてのお出かけはわくわくしますよね。でも何も準備せずにわんちゃんを連れで出かけるのは、大きな危険を伴うことも。楽しくお出かけするためには、しっかりと準備を整えておくことが大切です。
そこで今回は、お散歩グッズや、役に立つトレーニングなど、わんちゃんが初めてお出かけを始める前に知っておきたい“5つのポイント”をお話します
目次
■1:お散歩デビュー時期は、事前に獣医師に相談を!
子犬の場合、ワクチン接種を3回終えて2週間経過したら、外でのお散歩がOKとなります。しかし、社会化期の関係もあるので、かかりつけの動物病院に相談してみるのが良いでしょう。
また、獣医師さんからのOKが出ても、まずは首輪やハーネス、リードを付けた状態で室内を歩いてもらうのをおすすめします。わんちゃんが慣れてきたらいよいよお散歩デビューです! ただし、最初から長距離を歩かせず、徐々に距離を延ばすようにしてください。
■2:首輪やリードは「機能性重視」で選ぼう!
お散歩に使用する首輪やリードは、デザインよりも機能性を重視したものがよいです。引っ張り癖があるわんちゃんの場合、お散歩中に首輪やハーネスが抜けてしまうことがあるので、滑りにくい“ゴム素材”を使用したものなどを選びましょう。
お散歩デビューしたら、わんちゃんにさまざまなことを経験させて、社会化を身につけさせましょう。そうすることで、他人に迷惑をかけず、心地よく暮らせるようになります。
■3:お散歩グッズを揃えよう!
お散歩などに出かける際、必要になるのが“お散歩グッズ”です。基本的に必要なものは、以下の通りです。
<お散歩グッズ>
・ 水(マナー用、飲み水)
・ 水飲み用の折りたたみ式食器
・ おやつ
・ ウンチ袋
・ 予備のリード
・ おもちゃ
まれにですが、散歩中にリードが切れたり、壊れたりすることがあります。そうなったときのために、予備のリードを準備しておきましょう。また外出時は、迷子札や鑑札を、わんちゃんに身につけさせるのを忘れないようにしましょう。万が一、わんちゃんが迷子になっても、連絡先がわかれば飼い主さんの元に戻って来られる可能性が高くなります。
そのほか、お出かけの際は、基本のお散歩グッズに加え、必要なものをプラスして持って行くのをおすすめします。例えばドッグカフェの場合、“基本グッズ+カフェマット”を持って行くようにしましょう。また、ドッグカフェなど多くの人が集まる場所では、わんちゃんにウェアを着せてあげると、抜け毛予防になります。
わんちゃんの散歩中は何があるかわからないので、飼い主さんはとっさに動けるようにしておく必要があります。お散歩バッグは手に持つタイプよりも、ヒップバッグや斜めに下げるタイプをおすすめします。
■4:体調が悪いときはお出かけNG!
わんちゃんの体調がすぐれないのに外に連れ出すと、症状を悪化させてしまう恐れがあります。また、ほかのわんちゃんに感染する疾患にかかっている場合、ドッグランやドッグカフェなどわんちゃんが集まる場所に連れて行くと、感染を拡大させてしまう恐れもあります。
「これくらいなら大丈夫」という飼い主さんの判断は、大変危険です! 少しでもわんちゃんの様子がおかしいと感じたら、すぐに動物病院で診察してもらいましょう。十分に体調が回復してからお出かけしてくださいね
■5:基本のトレーニングを身につけよう!
わんちゃんを飼ったら、アイコンタクト・スワレ・マテ・フセ・コイの、5つのトレーニングを身につけさせましょう。これらのトレーニングを組み合わせることで、ドッグランから帰るときの呼び戻しやリードの装着がしやすくなります。また、ドッグカフェでの基本姿勢である、飼い主の足下で伏せをして待つ動作もできるようになります。
わんちゃんとのお出かけは楽しいですが、ドッグランやドッグカフェなど、わんちゃんOKな場所であっても、守るべきマナーや必要なしつけがあります。場所に合わせた行動を心掛けないとトラブルになることがあるので、十分に気をつけましょうね!
【関連記事】
※ 【獣医師執筆】犬の健康のために知っておきたい!正しい運動量のポイント3つ
※ 獣医師が伝授!子犬が「初めてお散歩」する前に準備すべきこと
※ 愛犬に合った食事ができていますか?犬のごはんを選ぶポイントをご紹介!
【画像】
※ Jaromir Chalabala, Daniel Krason, Viktor Gladkov / Shutterstock
戻る
みんなのコメント