ペットと暮らす飼い主さんなら「この子と暮らしていてよかった」と思う瞬間が多々あると思います。筆者は大人になってから初めてわんちゃんと暮らすようになったのですが、もっと早く迎えていればよかったと何度思ったことでしょう。だって、わんちゃんがこんなに素敵だなんて誰も教えてくれなかったんだもの! ホント、困っちゃう!
……失礼しました。そこで今回は、“犬を飼っていてよかったと思う瞬間”をご紹介します。ペットが居ない暮らしなんて、もう考えられませんよね!
■家に帰ってきたとき
「ただいま~」と玄関のドアを開けると、猛ダッシュで駆けつけてくれる愛犬。こんなにも全身全霊で「おかえり!」をしてくれる家族は、残念ながら愛犬だけです。飼っててよかった~!
おもちゃを持ってきてくれたり、ときには靴をくわえて怒ったりしながら帰宅を喜んでくれるペットたち。「ちょっと遅かったんじゃないか」とたしなめる表情は、まるで門限にうるさい頑固おやじのようだけれど、そこがまたかわいいのです。
気分が落ち込んでいるときでも、家に帰れば一瞬でハッピーになれます。ほら、今日は少し早めに切り上げて、あなたの帰りを待ちわびるペットに「いつもありがとう」と伝えませんか?
■寒いとき
寒いときは、体温の高いペットが湯たんぽになってくれます。お膝の上に乗った愛犬は、いつでもポカポカ温かい。まるで、おひさまみたいにね!
一般的に、わんちゃんの体温は37.5~39.2℃、ねこちゃんの体温は38~39℃だと言われています。私たち人間の平熱は36.5~37℃程度なので、犬猫の方が1~3℃高いことになります。寒い時期のプラス1~3℃は、ありがたいですよね!
■体調が悪いとき
ペットは飼い主さんの体調を誰よりも早く察知します。先日、寝込んでいた筆者を心配して、愛犬が夜中に様子を確認しに来てくれました。なんて優しい子なんだ……!
ペットは、押しつけがましいことは何ひとつしません。そっと手にキスをしたり、寄り添って温もりを分けてくれたり。きっと、この子たちはそうしてもらうことが何よりうれしいことだと知っているのでしょう。
■部屋の片付けを決意できたとき
我が家の愛犬は、これでもかというほどイタズラ好き! パピー時代は、ありとあらゆるイタズラをしてくれました……。まあ、そのおかげで部屋の片付けが捗ったからよしとしましょう!
物は収納スペースに、入りきらない分はスパッと断捨離。物が見えると愛犬のイタズラ心をくすぐるので、見せる収納は諦めて、棚には母お手製のカフェカーテンを。畳には、これ以上カリカリしないように新しい大きめカーペットを敷き、木でできたたんすの取っ手は噛めないように金属のものに。あら、お部屋がかわいくなった。
誤飲と誤食のないように、これから先も片付けを続けていきましょう。片付け、再開!
■肉球のにおいを嗅いだとき
もうね、あれです。肉球のにおいさえ嗅げれば、あとは何だって頑張れます。あの独特の香ばしいにおいには、愛犬家のロマンが詰まっています。
もはや筆者は、肉球でなくても結構! 愛犬の頭、耳、もこもこした毛の奥の方のにおいも侮れません。わんちゃんと暮らす前までは「犬猫……臭くない?」なんて冷めたことを言っていましたが、今では「ペット飼っているの? とりあえず肉球におわせて!」と、まあこんな感じになってしまいました。トホホ……。
■こんなかわいい仕草も「飼っててよかった」要素に!
誰でも寝顔はかわいいものですが、動物の寝顔は天使そのもの。「ペットは神様からの預かりもの」だといわれますが、寝顔を見たら頷けますよね。この子と出会っていなかったら、この寝顔は見られなかったのだと思うと「飼っててよかったな~」と思います。
かわいい寝顔を見ると、つい抱きしめたくなったり、できるだけ近づいてアップの写真を撮りたくなったりします。しかし、それは犬猫の睡眠を妨害することになるので禁物。少し離れた場所から、小さな寝息を立てながら眠るペットを見守りましょうね。
飼っててよかったな~と思う瞬間をご紹介しました。楽しんでいただけましたか?
ペットとの暮らしは、なにかと制約があるものです。ときには、そんな制約に疲れてしまうこともあるかもしれません。しかし、そんな疲れや悩みを一瞬でどこかへ吹き飛ばしてしまうほど、ペットは癒しのパワーを秘めています。
愛犬と暮らす毎日が「飼っててよかった」の連続です。この記録は、この先もずっと途切れることはないでしょう。結論、わんちゃんとの暮らしには幸せが溢れている!
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