わんちゃんもお家での歯磨きはとっても大切。でも、いきなり歯磨きを始めようとしても、嫌がって歯磨きが嫌いになってしまうこともあります。まずは、口元に触れられることに慣れることからスタートして、楽しく歯磨きができるよう練習していきましょう。
■歯磨きはいつから始めるの?
歯磨きの練習は子犬のころから始めるのが理想です。外の世界に対する好奇心が強い社会化期のうち、脳が最も柔軟になっていると考えられる6~8週齢くらいから始めましょう。社会化期を終えているわんちゃんの場合はすぐにトレーニングを始めてください。
■口元を触る
わんちゃんの歯磨きの練習のスタートは、口元に触れられるのに慣れさせることです。急に動いてしまわないようにお座りの姿勢にしましょう。口元に触れたら大好きなごほうびをあげ、楽しませながら徐々に口元に触れる時間をのばします。
■歯や歯ぐきを触る
口唇をめくり、歯や歯ぐきに触れられるのに慣れさせます。口を閉じたままでも構いません。 やさしくタッチしたら、すぐにごほうびをあげましょう。1ヶ所が終わったら別の場所を触り、おとなしくしていたら、そのたびごとにごほうびを与えます。慣れてきたら歯ブラシの動きを真似してマッサージするように歯茎をこすってみましょう。わんちゃんが顔を動かしてしまう場合は、空いている方の手でマズル(口先)を固定するとやりやすくなります。
■歯磨きシートを使って磨く
口の中を触れるようになったら、次は歯磨きシートやぬらしたガーゼを使って歯を磨く練習をしましょう。
■歯ブラシを使って磨く
わんちゃんが口元へのタッチに慣れてきたら、指ではなく実際に歯磨きに用いる歯ブラシの感触に慣らせていきましょう。まずは犬用歯ブラシで犬の口元を外側から軽くタッチします。おとなしくできたらごほうびを与え、今度は唇をめくって歯茎にタッチしてみましょう。
わんちゃんがおとなしくできたら、そのたびにごほうびを与えながら、少しずつ時間を延ばしていきます。
歯ブラシに慣れてきたら、湿らせた歯ブラシをやさしく口にいれます。前歯になれたら奥歯へ進みます。 わんちゃんの好みの歯磨きジェルを使うのも効果的です。
■歯磨きのポイント
嫌がるときはすぐにやめることがポイントです。無理やり押さえつけたりせずに、気長に慣れるように練習をしていきましょう。また、落ち着かない様子で歯ブラシで遊んだり、噛んだりする時も、お散歩に行くなど気分を発散させて落ち着いてから歯磨きをするようにしましょう。
最後に、わんちゃんの歯磨きは毎日することが大切ですが、毎日全部の歯を磨かなくても大丈夫です。短い時間でもできるだけ毎日の習慣になるよう行ってください。
歯磨きは、わんちゃんの歯を守るだけでなく楽しく触れ合う時間にしましょう。そうすることで、病気の早期発見にも予防にもなります。
また、歯磨きガムやデンタルグッズを噛むことで歯のケアもできストレスの発散にもなります。歯磨きと併用して活用してくださいね。
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