愛犬が飼い主さんの顔や口を舐めるのはよくある行動ですよね。自分の口や他のわんちゃんの口を舐める子もいます。この口を舐める行動の中に、わんちゃんはどんな感情を持って、そして伝えようとしているのでしょう？今日は、わんちゃんの舐める行動についてお話しします。
■犬が自分の口を舐めるとき
ご飯やおやつの前に自分の口を舐めている姿をみかけたことはありませんか。これは「早く食べたい」という気持ちからペロペロしているのだと言われています。また、食後には口の周りについた食べ物や歯についた食べ物を掃除しています。わんちゃんの自分でできる歯磨きですね。
■他の犬の口を舐めるとき
成犬同士がお互いの顔を舐め合う場合は、お互いに敵意がないことを確かめ合う行動と考えられます。同居犬・知り合いの犬同士であれば、愛情や仲間意識を伝えるコミュニケーションにもなります。
ただし、あまりにしつこく行うわんちゃんは、適切に社会化されていない可能性があるそうです。他のわんちゃんに接近する適切な行動を知らないため、この行動のみに頼ることとなり、過度に行ってしまう可能性があるといいます。
■飼い主を舐めるとき
犬が飼い主や他の犬の口を舐めるのは、愛情表現、相手を慕い服従している、相手の怒りや不安を鎮める、自分の不安を鎮める、甘えているなどさまざまな理由が考えられます。
また、ご飯の催促の時にも口を舐めてくる行動はよくみられます。犬の祖先であるオオカミは、親が噛んだ肉を離乳食として子に与え、子オオカミはお腹が空くと親の口を舐めてごはんをねだります。その名残がわんちゃんにもあるようです。
■舐める行動の注意点
言葉を話せないわんちゃんにとって、飼い主さんを舐める行為はコミュニケーション手段の一つといえるかもしれません。
しかしわんちゃんの唾液には様々な菌が含まれているため、免疫力が低下している人、小さな子どもや高齢者の場合には、感染症にかかるリスクもあると言われています。
しかし、わんちゃんの愛情表現を無理やりやめさせるとわんちゃんも悲しくなってしまします。舐める行動をやめさせたいときは、無視をして無言で立ち上がったり、その場を離れるようにしましょう。大切なのは、わんちゃんが落ち着いたら褒めてあげることです。
そうすることで、わんちゃんは「舐めるのを我慢したら褒めてもらえた」ということを覚えてくれます。
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わんちゃんの愛情表現で気が付くことも多い、わんちゃんの口臭。口臭の原因は歯周病などのお口トラブルが原因となっていることが多くあります。
今わんにゃ365で限定販売中の『丹波なた豆茶 無添加ガム』は6月25日までの販売です！「歯磨きが苦手なわんちゃんも、喜んで食べてくれる」と、たくさんの方からお喜びの声をいただいております。大切な愛犬のお口トラブルから守るために毎日のケアをおすすめします。
わんちゃんは言葉を話せない代わりに、いろいろな行動で気持ちを伝えてくれます。中でも、口を舐める行動には愛情表現や不安解消などの感情が込められているため、愛犬が今どんな感情でいるのかを読み取れるように、小さな変化も感じるようにしてくださいね。
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