わんにゃとの暮らし

わんにゃの病気やケガに備えよう!「ペット保険」の基礎知識について

ライター
マルヤマミエコ

いいね 4

わんにゃの病気やケガに備えよう!「ペット保険」の基礎知識について

飼育しているわんちゃんやねこちゃんが、急な病気やケガによって動物病院で治療を行なった際、治療費が思っていた以上に高額で驚いた経験はありませんか? 全額自己負担となると、家計を圧迫する可能性も出てきます。

そんなとき、強い味方になってくれるのが“ペット保険”です。愛犬や愛猫が安心して病院に掛かれるように、ペット保険に加入して備えましょう。

資料を請求して保険会社を検討しよう

わんにゃの病気やケガに備えよう!「ペット保険」の基礎知識について
出典:https://www.shutterstock.com/

ペット保険は、わんちゃんやねこちゃんの治療費の一部を補償し、加入しているペット保険会社が負担してくれます。ただし、健康診断や予防接種、去勢・避妊手術費用、サプリメント費用、トリミング費用などは補償の範囲外となるので、覚えておきましょう。

日本には現在、15社のペット保険会社(損害保険4社、少額短期保険11社)があります。どのペット保険会社と契約するか、みなさん悩むところではないでしょうか。

ペット保険会社選びで必ずチェックして欲しいのが、通院補償の有無・免責金額の有無・一生涯の保険料・支払い対象となる病気・待機期間・付帯サービス(24時間獣医師ダイヤル、ペットセレモニー費用補てんなど)です。

通院、手術、入院のどこまでを補償(補償割合は50100%と幅広い)するかについては、保険会社のプランによって変わります。

まずは、気になるペット保険会社の資料を請求し、ホームページなどを見て、比較・検討しましょう。ペット保険会社によっては相談窓口があるので、利用するのもよいと思います。十分に考えた上で、納得できるペット保険会社を選びましょう。

■掛け金の額よりも支払い条件を重視して

わんにゃの病気やケガに備えよう!「ペット保険」の基礎知識について
出典:https://www.shutterstock.com/

ペット保険のなかには、掛け金が数百円というところもあります。保険料が安価になるのは、手術特化補償はあるけど通院補償がないプランや、免責金額があるなどの場合です。

少額短期保険会社を選ぶ場合は、“通院補償の有無”と“免責金額の有無”を目安にしましょう。免責金額とは、治療費を保険請求した際にお客さんが負担するお金を指します。

通院補償がなくて免責金額があると、保険料は安くなります。しかしその場合、病気やケガで動物病院に通院しても、保険金が受け取れないことも出てくるのです……。

それでは、せっかくペット保険に加入しても、意味がありませんよね。免責金額が設定されていなければ、ちょっとした病気やケガの治療でも、治療費を請求すれば保険金の受け取りが可能となります。

保険料の安さだけで保険会社を選ぶのではなく、“保険金の支払い条件がどうなっているのかを確認した上”で、加入することをおすすめします。

■ペット保険は高齢になると加入できない場合も

わんにゃの病気やケガに備えよう!「ペット保険」の基礎知識について
出典:https://www.shutterstock.com/

ペットも高齢になると、動物病院に掛かることが増える傾向にあります。わんちゃん・ねこちゃんは寿命が延びています。ペットの将来を考えると、ペット保険は早めの加入が大切です。というのも、ペット保険は“加入年齢に制限”があるのです。

そのため、A社は年齢が811か月のわんちゃんの加入が認められているが、B社は8歳になると加入できないことも……。現在の年齢でペット保険への加入が可能か、パンフレットやホームページで確認してください。

また、ペット保険には、“更新可能年齢”があります。これは、加入し続けられる年齢のことで、13歳と設定されていれば、その年齢になると更新できなくなります。“終身”であれば、生涯保険の加入が可能です。何歳まで継続できるのか、加入前にペット保険会社に確認しましょう。

最近では、わんちゃんやねこちゃんの里親になる人が増えています。こうして引き取られた子は、生年月日が不明な場合も少なくありません。

そのようなコがペット保険に加入する際には、動物病院でおおよその年齢(生年月日)を出してもらい、その生年月日で申し込みを行うなどします。これについては保険会社によって異なるので、契約前に確認してください。

■加入申し込み後に待機期間を設けている保険会社も

わんにゃの病気やケガに備えよう!「ペット保険」の基礎知識について
出典:https://www.shutterstock.com/

ペット保険会社を決めて申し込みをしても、その日からペット保険が利用できるわけではなく、“加入待機期間”が設けられている場合があります。この期間は、身体に健康不安が既にある契約が増えて、公平な保険制度を維持するための制度です。

ペット保険会社によって待機期間や方法についてはそれぞれ違いますが、数週間から1ヶ月程度の加入待機期間が設けられています。

例えば、2019331日にペット保険に申し込んだとします(保険料はこの月から発生します)。その翌日、201941日から1ヶ月後の2019年4月30日までが待機期間で、その期間は保険金支払い対象外(ケガは保険金支払い対象となる場合もある)です。補償開始は201951日から、2020331日までの11ヶ月間となります。

ペット保険に加入したからといって安心せず、待機期間と補償開始日を確認しておいてください。

■保険金の請求手続きの方法は2種類ある

わんにゃの病気やケガに備えよう!「ペット保険」の基礎知識について
出典:https://www.shutterstock.com/

ペット保険が保険会社から支払われる方法には、“後日精算方式”と“窓口精算方式”という2種類の方法があります。

後日精算方式は、通院や手術に掛かった治療費を、飼い主さんが一旦病院に支払います。そして後日、契約しているペット保険会社へ、治療費請求の書類を送付します。保険会社が保険金請求書を受け付けた翌日から保険金が支払われるまでの日数は、数日から数週間程度です。

保険金が支払われるまでの日数は、ペット保険会社によって違うので、パンフレットやホームページで、必ず確認してください。

窓口精算方式は、動物病院でのお支払いの際に保険が適応されます。ただし、その場合は動物病院が提携しているペット保険会社に加入していて、支払いの段階で保険証などを提出するという条件を満たしている必要があります。

現在、日本国内で飼育されている犬や猫は約1,850万頭。そのうちペット保険の加入率は、とても低いのが現状です。ペット保険は病気になってから加入しようとしても、間に合いません。

ぜひこの機会に、ペット保険への加入を検討してみてはいかがでしょうか?

wannyasoudan1.jpg

【取材協力】

【PS保険】のペットメディカルサポート株式会社

【関連記事】

※ 若さを保つために!高齢犬の「こころ」と「からだ」を刺激しよう

※ 100均商品で簡単DIY!犬猫「あったかハウス」の作り方

※ 犬も「ストレス」を感じるの?身体や心に良い影響を与える対策とは

【参考】

※ 全国犬猫飼育実態調査 結果 - 一般社団法人ペットフード協会

【画像】

※ tomas devera photo, Rawpixel.com, Chendongshan, Grigorita Ko, Olesya Kuznetsova, Grigorita Ko / Shutterstock

この記事に付けられているタグ

いいね 4